【宿泊記】ジャマイカのオールインクルーシブホテル|Secrets Wild Orchid Montego Bay
こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
先日、ジャマイカのリゾート地であるモンテゴベイ(Montego Bay)にあるアダルトオンリーのオールインクルーシブホテルに宿泊してきました。
カリブ海の綺麗な海を見ながらゆっくり食事を楽しんだり、シュノーケルができるプライベートビーチには大満足でしたが、少し残念に思う点もありました。
この記事では、宿泊してみた感想を正直にレビューします。
最後に私たちが旅行に行く前に気になっていたことをQ&A形式で記載しているので、ぜひ参考にしてください。
ホテル名 | Secrets Wild Orchid Montego Bay |
宿泊した部屋、人数 | Preferred Club Junior Suite |
筆者が宿泊した時期 | 23年3月 |
筆者の会員ステータス | ハイアット グローバリスト |
ホテルカテゴリー | カテゴリーD |
使用ポイント | 35,000ポイント×4泊 |
最高会員ランクのグローバリストとして宿泊していますが、オールインクルーシブホテルでは特に恩恵はないです。
オーナーが挨拶しに来てくれたことくらいでしょうか笑
- Secrets Wild Orchid Montego Bayの施設や部屋
- ジャマイカのリゾート地、モンテゴベイの雰囲気
Secrets Wild Orchid Montego Bay
Montego Bay(モンテゴベイ)とは?
Montego Bay(モンテゴベイ)はカリブ海に面したリゾート地で、美しいエメラルドグリーンの海が特徴的です。
感覚的には観光客の90%以上がアメリカ人でした。(私たちのようにアメリカから旅行に来た外国人も含めると95%を超える)
アメリカ本土からは多くの直行便が出ており、私たちの最寄りのデトロイト空港からは4時間程度のフライトでした。(デルタ航空を使用)
また、モンテゴベイ空港からリゾートホテルエリアまでは30分もかからないので、総じてアクセスは良いと言えます。
Secretsとは?
Secrets Resort&SpaはHyattのラグジュアリーブランドの1つで、オールインクルーシブホテルを運営しています。
ハイアットグループのひとつであるため、ハイアットポイントを使って宿泊することができます。
事前に知っておきたいこと
他にもハイアット系のホテルがあるみたいだけど、どうしてそのホテルにしたの?
早速宿泊記に移りたいところではありますが、Secrets Wild Orchid Montego Bayは少し複雑なシステムを取っており、前提を理解した方が宿泊記も読みやすいので説明します。
Secrets Wild Orchid Montego Bayがある小さな半島には、隣接して他に2つのハイアット系オールインクルーシブホテルが建っています。
宿泊するホテル、部屋のグレードによっては他のホテルのレストランも自由に使うことができます。
1,2のSecretsのホテルの部屋のグレードは、Preferred club(プリファードクラブ)とそれ以外の部屋に大きく分かれています。3のBreathlessではその呼び方がxhale club(エックスヘルクラブ)に変わります。
プリファードクラブの部屋に泊まると、
- 専用のチェックイン・アウトデスク
- プリファードルームだけのプライベートビーチ・プール
- バトラーサービス(専属のコンシェルジュ)
- 1〜3全てのホテルにあるレストラン・バーの利用権(Secretsのプリファードルームのみ)
という特典が付いてきます。
Secrets Wild Orchid | Secrets St. James | Breathless | ||||
Room | Preferred club | Room | Preferred club | Room | xhale club | |
専用チェックインデスク | なし | あり | なし | あり | なし | あり |
プライベートビーチ・プール | なし | あり | なし | あり | なし | あり |
バトラーサービス | なし | あり | なし | あり | なし | あり |
Secretsのレストラン | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用不可 | 利用不可 |
Breathlessのレストラン | 利用不可 | 利用可 | 利用不可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
特に、プライベートビーチとレストランの利用権に価値があります
私たちは立地や口コミを参考に1のWild Orchidのプリファードクラブに宿泊しました。
ちなみに普通の部屋との値段差は、1泊150ドル/1万ポイント程度でした。
ビーチ・プール
ホテル専用のプライベートビーチが広い
ビーチリゾートホテルは大抵プライベートビーチを持っていますが、狭いなと感じたことはないでしょうか?
ここでは3つの提携ホテルが隣り合っているため、プライベートビーチの範囲がかなり広いです。(写真の星マークのビーチ全て)
また、半島の先端に位置しているため前を遮るものがなく、絶景をゆったり楽しむことができます。
プリファードクラブ専用のプライベートビーチ・プール
ホテルのビーチは宿泊者専用のプライベートビーチになっていますが、その中でも更にプリファードクラブ宿泊者しか入れないエリアがあります。
宿泊者なら誰でも入れるエリアのビーチは、レストランやバーが隣接しており賑やか(悪い言い方をするとうるさい)ですが、プリファードクラブ専用エリアは静かで空いています。
椅子の取り合いがなく、余裕を持って利用できたのが良かったです
気軽にシュノーケルが楽しめる
ホテルのプライベートビーチでも気軽にシュノーケルを楽しむことができます。
私たちはシュノーケルが好きなので、わざわざ遠くに出かけなくてもホテルのビーチでシュノーケルできることがジャマイカのモンテゴベイに旅行先を決めた理由の1つでした。
浜辺からすぐの場所で撮った写真をご紹介します。
シュノーケルセットは現地でも購入可能ですが高いので、持ってきてくださいね!
また、浜辺から離れたところまで泳ぐと更に綺麗な珊瑚礁も見られます。※泳ぐのが苦手な方は無理しないでください
Secrets Wild Orchid Montego Bayの客室
Secrets Wild Orchid Montego Bayではプリファードクラブは全室、その他の部屋では1番高いグレードのみがオーシャンビューになっています。
こういうホテルに泊まるなら、少し高くてもオーシャンビューがいいよね!
ちなみに1つランクの高い部屋にすると、オーシャンフロントでプールが付いている部屋も選べます。
プール付きは1階になってしまうので個人的には好きではありませんが…
Preferred Club Junior Suite
私たちが宿泊したのはPreferred Club Junior Suiteという、プリファードクラブの部屋の中では1番安い部屋ですが、プリファードクラブというだけで十分かと。
テラスにはテーブルセットとジャグジーがあり、最上階の4階の部屋から見える景色はこんな感じ。
この日、テラスの椅子に座って少しブログを書いていたのですが、心地よい海の風を感じられて気持ちよかったです。
テラスには水着を干すための備え付きラックも用意されていて便利でした。
ジャグジーのお湯を張るのに1時間以上かかるので注意しましょう。ちなみにテラスで立ち上がると同じ階の他の部屋からは丸見えなので水着で!
水着でジャグジーか〜と残念に思った方、大丈夫。部屋の中にもジャグジーがありますよ。
洗面所は2つあるので便利ですね。
シャワールームはこんな感じ。
お隣のトイレはこんな感じで、まあ普通です。
クローゼットにドライヤーとスチームアイロンが入っていました。
玄関の横には、客室清掃以外のタイミングで食べ終わった後の食器などを下げてもらうボックスが付いています。
ベッドの横にはルームサービスの注文や、イベントのスケジュール確認などができるデバイスが置いてあります。
ちなみにバスローブはタオル生地の分厚いものしか用意がなかったので、ゴワゴワして寝にくいと思う人は、自分のパジャマを持ってきた方が良いです。
アメニティ
部屋に入ると、ソファの前のテーブルにウェルカムサービスのワインとチーズ・フルーツの盛り合わせが置いてありました。
オールインクルーシブなので、冷蔵庫の中のドリンクも全て飲み放題です。
無くなったら補充をお願いできますが、下の写真にあるウイスキーのみは初日限定だそうです。
内側が防水加工されているビーチバッグは、持ち帰り自由です。(プリファードクラブ限定)
かわいいから迷わずお持ち帰り!ちなみに売店で30ドルくらいで売ってました
シャンプー類はオリジナルブランドでしょうか?よくわかりません。使用感は割と好みでした。
その他のアメニティもオリジナルブランド。
化粧水セットやメイク落としがなかったので、持参しましょう。
レストラン・カフェ・バー
Secretsには(Wild OrchidとSt. Jamesは共通)10つのレストラン・カフェ、9つのバーがあり、Breathlessには6つのレストランと5つのバーがあり、プリファードクラブ宿泊者には専用の小さなラウンジもあります。
十分な数がありますし、更にプリファードクラブの部屋なら全部使えるので、連泊しても飽きることなく過ごせますね。
Secretsのレストラン
- Barefoot Grill(ハンバーガー、ホットドックなど)
- Blue Mountain(ジャマイカ料理)
- Bordeaux(フレンチ)
- Coco Café(カフェ)
- El Patio(メキシカン)
- Himitsu(アジア料理)
- Oceana(シーフード)
- Portofino(イタリアン)
- Seaside Grill(グリル)
- World Café(ビュッフェ)
Secretsのバー
- Barracuda(ビーチ)
- Desires(音楽&スポーツ)
- Manatees(スイムアップ)
- Marlin(屋外)
- Piano Bar(ピアノ生演奏)
- Rendezvous(ロビー横)
- Revive(スパ内)
- Sugar Reef(スイムアップ)
- The Lounge(ピアノやライブミュージック)
Breathlessのレストラン
- ALTITUDE(ルーフトップ)
- BARE BUNS GRILL(ビーチサイド)
- CULINARIA(国際料理)
- FISH NETS(シーフード)
- SOFRITO(ラテン料理)
- SPOON(ビュッフェ)
Breathlessのバー
- ALTITUDE ROOFTOP BAR(ルーフトップ)
- THE BAR(カクテル専門)
- FOAM(ビーチ)
- FREESTYLE(スイムアップ)
- WINK(カフェを含む)
SecretsのほとんどのレストランはWild Orchidのプリファードクラブからのアクセスが1番良いので、そういう意味でもWild Orchidのほうが優れているなと感じました。
また、ここには記載しませんでしたが、時々プールサイドでワゴンが登場し、ジャマイカ名物のジャークチキンや生のココナッツジュースを配っています。
さて、ここでは私たちが行ってみたレストランをご紹介します。
World Café(ビュッフェ)
朝と昼にオープンしているビュッフェ形式のレストランです。
メニュー数も多く、味も良かったです。特に種類豊富なジュース&スムージーコーナーや珍しいフルーツが食べられるのが嬉しかったです。
昼にはメニューが変わって楽しめるので、朝に行ったからと選択肢から外さずに行ってみることをおすすめします。
Bordeaux(フレンチ)
夜のみオープンしているレストランです。
事前の口コミで「フレンチが美味しかった」という声が多かったので楽しみにして行きました。
確かにビスク、メイン、デザート全て美味しく楽しめました。
ワインは有料のものを選ばない限りは他のお店のワインと同じです。
滞在中、ぜひ1回は行ってほしいお店です
Portofino(イタリアン)
こちらも夜のみオープンしています。
料理は大変美味しかったのですが、注文してから提供にすごく時間がかかります。(30分以上は待たされました)
最初から待たされることを覚悟しておけば、満足できるレストランだと思います。
Oceana(シーフード)
昼と夜にオープンしているレストランで、ビーチ・プールの前にあります。
景色が美しく、風も気持ち良いのでぜひお昼に行ってみてください。味も美味しかったです。
El Patio(メキシカン)
夜のみ営業しているレストランです。
ナチョスやタコスなどトルティーヤを使った料理は割と美味しかったのですが、トルティーヤ自体がふにゃふにゃで残念でした。
鶏肉は硬すぎたのでおすすめしませんし、デザートも無理して食べるクオリティではありません。
先にご紹介したフレンチやイタリアンでデザートだけ食べるというのも良いアイディアだと思います
Coco Café(カフェ)
なんと24時間営業しているカフェで、毎日2,3回お世話になりました。
コーヒーやフラペチーノ、コーヒーリキュール入りのアルコールドリンクなどがいつでも楽しめます。
ケーキはあまり美味しそうに見えなかったので注文しませんでしたが、アイスクリームは美味しかったです。
ALTITUDE(ルーフトップ)【Breathless】
こちらはBreathlessにある、昼と夜にオープンしているレストラン&バーです。
ルーフトップで非常におしゃれな空間で、味よりも雰囲気重視かなと思います。
唯一のルーフトップのレストランなので、ぜひ1回は行ってみてください。
SPOON(ビュッフェ)【Breathless】
Breathlessにある、朝と昼に営業してるビュッフェレストランです。
綺麗でおしゃれな店内ですが、メニューに関してはSecretsにあるWorld Caféの縮小版という感じで種類が少なかったので、わざわざ行く価値はないです。
ルームサービス
ルームサービスは24時間利用可能ですが、時間帯によって注文できないものもあります。
一度だけルームサービスで食事をしてみたところ、結構美味しかったです。(写真のケーキはそんなに笑)
ただ、届くまでに時間がかかるので余裕を持って注文したほうが良いですね。
バー
バーは基本的に雰囲気やロケーションが異なるだけで提供されるメニューは同じです。
ただし、リクエストすれば作ってもらえる場合もあります。以下2つがおすすめです。
ボブ・マーリー(Bob Marley)
ジャマイカ出身で『レゲエの神様』と言われたボブ・マーリーの名前がついたカクテル。レゲエカラーがとっても可愛いです。
ダーティー・バナナ(Dirty Banana)
生のバナナジュースにカルーアミルクをミックスしたカクテルです。居合わせた他のお客さんにすすめられたので注文してみたらハマりました。
イベント
1日を通してヨガレッスンやビーチボール大会などのスポーツイベント、演奏会やライブなどの音楽イベントが開催されます。
Q&A|まとめ
最後に、私たちが旅行に行く前に気になっていたことをQ&A方式で答えて行きます。
かなり長い記事になってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの旅行の参考になれば幸いです。
それではまたお会いしましょう!See ya!!