ロサンゼルス観光の交通手段【バス・電車・タクシー・レンタカー】車なしでもOK?
ロサンゼルスの旅行を考えているんだけど、車がなくても大丈夫かな?
公共交通機関だと治安が少し心配…
先日のロサンゼルスの旅行で、公共交通機関、タクシー、レンタカー全部利用してきました!
それぞれを比較してご紹介します
ロサンゼルスのような大都会を観光するにあたり、まず考えるのがレンタカーを借りるかどうかですよね。
事実、ロサンゼルス市内は交通量が多く、アメリカで車の運転に慣れていない人にとってはかなりストレスになります。
一方で治安が良いとは言えないロサンゼルスで、公共交通機関を利用しても大丈夫なのでしょうか?
また、物価が高いロサンゼルスでタクシーを利用したらとんでもない値段になってしまうのでは?と心配な人もいるでしょう。
この記事では、実際に全てを体験してきた筆者がそれぞれを詳しくご紹介します。
ロサンゼルス市内の交通手段概要
バス・電車
ロサンゼルス市内・近郊には複数のバス会社の路線が運行しており、格安で移動できます。
料金は移動距離に関わらず、1回乗車する毎に約2ドル(※運行会社によって異なる)です。
その中でも観光でおすすめなのは、MetroとDUSHです。
- Metro:路線が多い、地下鉄も運行している
- DUSH:安い
少し前までは駅で切符を購入しなければならなかったようですが、今ではスマホアプリ1つで決済できるようになったので簡単でした。
詳しい使い方や実際に乗ってみた感想は記事後半で詳しくお話しします。
タクシー(Uber/Lyft)
一般的なタクシー(黄色い車体のもの)は高いので、私たちはいつもUberやLyftの配車サービスを利用しています。
ロサンゼルスは物価が高いのでUberやLyftも高いのではないかと心配していましたが、バスなどの公共交通機関が発達して競合が多いためか、サンフランシスコやラスベガス、田舎のミシガンよりも料金が安かったので驚きました。
場所や時間帯によってUberの方がLyftより安かったり、その逆だったりするので、必ず両方のアプリを開いて比べることをおすすめします。
10〜20ドル差がある時もあったよ!
実際に乗ってみた感想や注意点は記事後半で詳しくお話しします。
レンタカー
観光する場所をロサンゼルス市内、ハリウッド近郊、サンタモニカ周辺だけに絞っているのであれば、レンタカーは必要ありません。
よく渋滞したり道が複雑だったりするので運転が大変な上、ホテルの駐車場もガソリン代も高いです。
一方で、ロサンゼルスから少し離れたロングビーチやジョシュアツリー国立公園に足を伸ばすならレンタカーが必要です。
今回の旅行では、旅程3日目からレンタカーを使いました。
記事後半では、レンタカーで主要観光地に行った様子を詳しくお伝えします。
バス・電車
私たちはメトロ(Metro)を使ったので、ここではメトロについて紹介します。
メトロの路線図
メトロ(Metro)の特徴は、路線・本数が多くロサンゼルス近郊ならバスと地下鉄だけでほぼどこにでも行けることです。
メトロバスの路線は、色と数字(同じ数字が違う色で使われることはありません)でわかりやすく区別され、地下鉄は色とアルファベットで区別されます。
逆に路線が多くて混乱しそうですが、Googleマップの経路検索でもはっきりとメトロの何色路線の何番に乗ればよいか指示してくれるので迷うことはありません。
メトロの料金
日本の一般的な路線バスは乗った距離に応じて値段が変わりますが、メトロは1回あたりの乗車に対して料金は均一です。
料金 | アプリ利用/紙カード | 通常 |
---|---|---|
1回 | 1.75ドル | 1.75ドル |
1日乗り放題 | 3.5ドル | 7ドル |
7日乗り放題 | 12.5ドル | 25ドル |
想像より安くてびっくり!
※紙カードは初回発行手数料として2ドルかかります
車内で現金で支払うこともできますが、お釣りが出ません。
アプリを使えば、クレジットカード決済で自由にデポジット金額が設定できます。
バスの乗り方・車内の様子
バスに乗る時は運転手さんがいる前から乗車し、チケット(またはスマホ)をカードリーダーにかざして料金を前払いします。
降りるときはボタンを押して(もしくは古い車両はヒモを引っ張る)運転手さんに知らせ、後部から下車します。
乗ってみて思ったのは、想像よりキレイだとということです。
日本のように『バスの中では静かにしなければいけない』というマナーは徹底されていないので、騒がしい時もありましたが全体的には日本と変わらないです。
安全面はというと、特に何か危害を加えられるようなことはありませんでしたが、明らかに所得が低そうなボロボロの服を着た人にも何人か遭遇しました。(特にダウンタウン周辺)
料金が安いので仕方ないとは思いますが、怖いと感じる人はタクシーと使い分けると良いでしょう。
アプリの使い方
tapアプリをダウンロードは以下のリンクを使ってください。
クレジットカード登録が終わったら、必要な切符を購入します。
この後のプロセスはどんな切符を買うかによって分かれます。
1日に2回以上乗る場合は、1日乗り放題切符を買った方がお得です。(電車も含まれます)
「Agency Pass」をタップして、メトロを選択します。
1日1回だけ乗車する場合や、まとめてお金を入金したい時には「Stored Value」から入金します。
アプリに入金できたら、バスに乗車する時にカードリーダーにタップすれば支払いが完了します。
電車の場合は改札のカードリーダーにかざします。
メトロバイク
メトロはシェアサイクル事業も展開しています。
たまたま1ヶ月1ドルで使い放題(1回30分)のキャンペーンをしていたので利用しましたが、今回の私たちの旅程にはあまりマッチしませんでした。
ダウンタウンは坂道が多くて自転車は漕ぎにくく、サンタモニカの駐車場付近は人が多くて自転車は危ないと感じました。(少し手で押して海岸まで出れば快適だとは思いますが、30分で返却するのは難しいと思います)
電動自転車のオプションもあります
ただ、一部の地域では使い勝手が良いはずなのでマップを貼っておきます。
プロモーションコードはTwitterで確認できるので、利用したいと思う方は要チェックです。
タクシー(Uber/Lyft)
先述の通り、ロサンゼルスのUberやLyftは他の地域よりも安いです。
ハリウッド周辺からロサンゼルスダウンタウンまではバスだと1.75ドルで1時間かかり、少し怖い思いをしますが、UberやLyftなら30ドル程度で30分で着きます。
参考に、Uberの履歴を残しておきます。
知らなくて迷ったところがあるのでご紹介します。
ロサンゼルス国際空港からUberやLyftを利用する場合は、シャトルバスに乗って専用のピックアップポイントまで行かなければいけません。
この黄緑の柱の場所で待っていれば無料のシャトルバスが到着します。
レンタカー
今回はHearzよりもAvisが安かったのでAvisで借りました。
ホテルやレンタカーを探すとき、どのサイトを使いますか?
- Hiltonグループ
- Marriottグループ
- IHGグループ
- Hertz
- AVIS
などの直営サイトや
- Expedia
- Hotels .com
- Booking.com
などの総合サイトを使っている方はもっとお得に旅行できるチャンスがあります!
Rakutenを経由するだけでキャッシュバック!
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朝にダウンタウンでピックアップし、翌日の夕方に空港にドロップする行程で200ドル弱でした。
ピックアップしたとき、ガソリンが満タンではなかったので写真を撮っておいて同じくらいの量で返しました。
最初に満タンになっていないのは、アメリカではあるあるですね
レンタカーを借りた1番の目的はジョシュアツリー国立公園へ行くことでしたが、それ以外にも車の方が行きやすい観光スポットへ行ってきたのでその様子をご紹介します。
グリフィス天文台
映画ララランドの舞台になり、今でも大人気の観光スポットです。
天文台のすぐ前にある駐車場は10ドルかかりますが、丘を少し下ったところにある駐車場は無料です。
天文台がオープンする前の時間帯に行きましたが、返ってくる頃にはほぼ満車でした。
ハリウッドサイン(レイクハリウッドパーク)
ハリウッドサインがよく見えると言われているレイクハリウッドパーク(Lake Hollywood Park)に行きました。
周囲は坂道になっていて、無料で路上駐車できます。
サンタモニカ
サンタモニカのダウンタウンでは、このような青い背景に黄色の文字で書かれた看板の駐車場は90分無料で停められます。
数も多かったので停められないということはなさそうです。
滞在時間によっては他の料金一律駐車場の方が安いこともあります。
ロングビーチ
ロングビーチ周辺にもたくさん駐車場があります。
すぐ近くの場所でも15分毎0.5ドルでした。
まとめ
この記事ではロサンゼルス観光の交通手段について、私たちの体験談をお伝えしました。
基本はバス・電車、必要な時にタクシー(Uber/Lyft)という選択で良いとは思いますが、レンタカーの方が便利な場面があるのも事実です。
ぜひ皆さんの旅程と照らし合わせて、検討してみてください。
それではまたお会いしましょう!See ya!!