アメリカでも生卵が食べられる!インスタントポットで卵を低温殺菌する方法
こんにちは、アメリカミシガン州在住のつきユカです。
アメリカに来てから1年半が経過しましたが、恋しい日本食の1つに「卵かけご飯」があります。
日本に帰った時にたくさん食べるしかない・・・と諦めかけていたところ、「インスタントポット」を使えば自分でも簡単に作れるということがわかりました!
この記事では、アメリカでも気兼ねなく生卵を食べられるようになる方法をご紹介します。
- 日本国外(アメリカなど)で生卵を食べたい人
- 便利な調理器具を探している人
YouTubeでも紹介しています
アメリカで売っているほとんどの卵は、生で食べられない
アメリカの一般的なスーパーで売っている卵は、生で食べることができません。注意書きにもしっかり書いてあります。
このような卵を生で食べると、「サルモネラ菌」でおなかを壊してしまう可能性があります。
そして残念ながら、高い卵を買えば生で食べられるというものでもありません。
生で食べられるのは「Pasteurized Eggs」(低温殺菌済の卵)だけ
一部の限られたスーパーでは「Pasteurized Eggs」という低温殺菌済の卵が販売されています。
こちらは、サルモネラ菌が殺菌されているので、生で食べることができます。
じゃあそれを買えばいいのでは?
取り扱っているお店がほとんどなく、田舎住まいの私は見たことがありません…
日系スーパーで取り扱っている卵は生で食べられるものもあるようですが、もちろん値段が高いです。
よく似た単語で「Pasture Eggs」(放牧育ちの卵)というものがありますが、こちらは生で食べられないので注意してください!
普通の卵も「インスタントポット」で生で食べられるようになる
ここで登場するのが「インスタントポット」というマルチ電気圧力鍋です!
便利調理グッズとして聞いたことがある人、持っている人も多いのではないでしょうか?
アメリカ国内で大人気となり、最近では日本へも輸出されています。
我が家では、生卵以外にもカレーや角煮などを作るのに活用しています。
材料を切って入れるだけで、あとはインスタントポットが全部やってくれる!
他にも山のようにレシピがあるので、アメリカ料理に挑戦したい方にもおすすめです。
低温殺菌卵を作るには「Sous Vide」もしくは「Ultra」というモードが必要です。
一部のグレードのインスタントポットには搭載されていないので、購入の際には注意してください!
\アメリカでも生卵が食べられる/
超簡単!インスタントポットで生卵を作る方法(低温殺菌)
それでは、詳しくご紹介していきます。
※インスタントポットのモデルによって、色やボタンの配置が異なりますのでご了承ください。
卵が互いにぶつからないよう、5〜6個が良いです。
卵用の網が付いているモデルもあります。
予め卵を室温に戻しておくとベターですが、面倒なので私はそのまま入れています笑
黄身の色が濃い(オレンジに近い)卵がより濃厚で美味しいです
蓋をしっかり締めたら、「Sous Vide」モードで「Egg」を選択し、温度を「60℃(=140F)」に設定します。
時間を5分~10分で設定し、スタートボタンを押します。
私の持っているモデルは最短10分でしか設定できないので10分にしています。
「Pre-heating(余熱)」に30~40分ほどかかり、その後設定した時間(10分)で調理が開始されます。
調理が終わったら「ビー」と音が鳴るので、やけどに注意して卵を取り出し、氷水に10分ほどつけます。
卵の水をふき取って、冷蔵庫で保存してください。
賞味期限は作ってから1週間程度です
冷蔵庫で保存する時、低温殺菌していない卵と間違えないように印をつけたり、容器を分けましょう。
まとめ
この記事では、アメリカでも気軽に生卵を食べられる方法をご紹介しました。
インスタントポットを使えば、たった数ステップで安全に卵を食べられるようになります。
この方法のおかげで、私たちのアメリカでの食生活に潤いがもたらされました・・・!
インスタントポットを買って、簡単に作れるメニューが増えたので、自由に使える時間が増えました。
気になる方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?
※「Sous Vide」か「Ultra」モードがあるモデルを選択してください!
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それでは、またお会いしましょう! See ya!!