【陸路の出入国手続き】アメリカからカナダへ国境を車で渡る・I-94更新(ミシガン州アンバサダーブリッジ)
こんにちは、ミシガン州在住のつきユカです。
アメリカから陸続きのカナダへ旅行するとき、国境を越えることに不安はありませんか?
陸路で国境を渡るには、どんな手続きが必要?
注意点を教えて!
島国の日本人にとっては、車で国境を渡るのは馴染みがなくて不安ですよね、でも大丈夫!詳しく説明します
この記事では、E2ビザでアメリカ駐在をしている夫婦が、ミシガン州のアンバサダーブリッジを通って、アメリカ・カナダ間を車で出入国した様子を写真付きで解説します。
※執筆後、ブルーウォーターブリッジでも出入国しましたので料金や情報を更新しました。(23年4月)
- アメリカ・カナダ間を陸路(車)で出入国する際に必要な手続き、注意点
- アンバサダーブリッジで出入国した様子
- 橋のすぐ近くに免税店もある
アメリカからカナダへの入国に必要なもの(陸路)
日本のパスポートをお持ちの場合、車、徒歩でカナダへ入国する際には、ビザは必要ありません。(6ヶ月以内の滞在)
必要なものは以下の通りです。
アプリ「Arrive CAN」の事前登録(22年10月から不要になりました)- 橋やトンネルの通行料(場所によって値段は異なる)
- パスポート、アメリカのビザをお持ちの際はビザ
eTAというオンライン申請フォームは、飛行機で入国する際に必要な書類なので、陸路の場合は不要です。
22年夏時点、カナダへはコロナウイルスのワクチン接種をしていないと入国できません(特例を除く)
【参考】Arrive CANの事前登録(22年10月から不要になりましたが夏時点の情報として掲載します)
過去にカナダに入国したことがある人も、入国する度に必要です。
また、グループで訪問する場合、個人でArrive CANを申請するのではなく、代表者が基本フォームを作成し、そこに他の旅行者を追加します。
- 名前、誕生日、連絡先、パスポート番号
- カナダに入国する日時
- 入国時に通る場所
- 入国の目的
- 滞在先の住所(初日分だけでOK)
- コロナワクチン接種情報、カード(22年現在)
橋やトンネルの通行料(23年4月末現在)
場所によって料金が異なるので、あらかじめ調べておくと安心です。
- アンバサダーブリッジ(Ambassador Bridge)@MI:車1台7USD/9CAD
- ブルーウォーターブリッジ(Blue Water Bridge)@MI:車1台3.75USD/4CAD
- レインボーブリッジ(Rainbow Bridge)@ナイアガラ,NY:車1台5USD/6.5CAD
いずれの橋もクレジットカード、現金共にOKが、レインボーブリッジを徒歩でカナダからアメリカに渡るときには現金で1ドルが必要なので注意しましょう。
筆者はアンバサダーブリッジ、ブルーウォーターブリッジをそれぞれ2往復利用したことがありますが、価格差なのかブルーウォーターブリッジの方が混んでいる傾向にあります。
特に、ブルーウォーターブリッジを通ってカナダからアメリカに入国する際には長蛇の列になります。
ミシガンからの出入国を検討されている方は参考になさってください。
I-94を更新したい人
陸路で出入国するだけでは、出入国記録はつきますがI-94の期限は更新されません。
アメリカ在住で期限を更新したい人は、以下のステップで更新できるそうです。
アメリカ政府公式
所要時間は20分〜1時間
アンバサダーブリッジを通ってアメリカからカナダへ入国
アンバサダーブリッジの場所
アンバサダーブリッジはミシガン州デトロイトとカナダを繋いでいます。
Ambassador Bridge, Windsor, ON 48209 CN
グーグルマップで検索する際、「有料道路(toll)を避けたルート」を指定すると、船のルートになってしまいます。
- 出発地→アンバサダーブリッジ(ルート指定なし)
- アンバサダーブリッジ→目的地(有料道路を避ける指定)
というように、アンバサダーブリッジに着いてから設定し直すと、うまくいきます
I-75を走っていると、このようにカナダ国旗付きで看板があるのでわかりやすいです。
ここを通ると、もうアメリカには再入国できないようです。
間違えたらどうなるのやら…
アンバサダーブリッジの渡り方
橋の手前で、乗用車とトラックの道が分かれます。
橋を渡るのは圧倒的にトラックが多いので、つられて間違えないように注意しましょう。
「CARS」や「AUTOS」の看板に従って走行する
ここで通行料金を支払います。
料金所は無人で、レシートやチケットは発行されません。
クレジットカードが認証されると、自動でゲートが開きます。
料金所のすぐ隣に免税のガソリンスタンドがあります。
日本から旅行に来ている方は、ここで給油して行った方がいいですね。
橋は普通の道路と比べると狭いですが、トラックも通れる幅なので落ち着いてください。
こちらもトラックとはレーンが異なります。
一般車専用レーン(AUTOS)は割と空いています。
このように前の車が審査を受けているときは、STOPラインで待ちましょう。
行き過ぎた車は、バックするように注意されていました。
入国審査を受けたら、もう自由です!旅行を楽しんで♪
入国審査の内容については、この後説明します。
入国審査の様子、聞かれること
入国審査は車に乗ったまま行います。
前の車が出発したら窓口までゆっくり進み、パスポートを手渡したあと簡単な質疑応答があります。
- 車に乗っている(入国する)のは、2人だけか?
- アメリカのどこに住んでいるか?(市レベル)
- アメリカには何のビザのステータスで滞在しているか?
- カナダのどこに行くのか?
- 関税対象品(アルコール、タバコ)は所持しているか?
- 武器は所持しているか?
飛行機での入国と異なり、カメラでの撮影や指紋を取られることはありませんでした。
心配無用でした!
Arrive CANのQRコードを準備していましたが、特に提示は求められず
入国審査が終わると、カナダの道を走ることになりますが、2つ注意点があります。
- 速度表示がマイルからキロに変わるので、スピードの出し過ぎに注意!
- ハイウェイ沿いにガソリンスタンドはあまりないため、早めの給油を心がける
アメリカのハイウェイ沿いにはガソリンスタンドがたくさんありますが、カナダは全然ありませんでした
帰りは免税店に寄ろう
カナダからアメリカへ帰る際、アンバサダーブリッジの手前に免税店があります。
規模はそれほど大きくはありませんが、カナダ土産からブランド品、化粧品、酒類など一通りはあるので、覗いてみてください。
私たちはカナダ産のワインを購入しました。
酒類は買いすぎると関税対象になるので気をつけましょう。
レジで車のナンバーを聞かれるので、答えられるように準備しておきましょう
カナダからアメリカへ入国する際にも、料金や手続きは同じです。
ホテルやレンタカーを探すとき、どのサイトを使いますか?
- Hiltonグループ
- Marriottグループ
- IHGグループ
- Hertz
- AVIS
などの直営サイトや
- Expedia
- Hotels .com
- Booking.com
などの総合サイトを使っている方はもっとお得に旅行できるチャンスがあります!
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まとめ
この記事では、陸路でアメリカからカナダへ入国する方法をまとめました。
パスポートさえ準備しておけば、簡単に行き来できます。これも、日本のパスポートが優秀なおかげです。
この特権を生かして、気軽にカナダへ遊びに行きませんか?
それでは、またお会いしましょう!See ya!!