アメリカのビジネスカード申請方法|駐在員・駐妻でもOK

こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
アメリカに来てクレジットカードライフを楽しんでいる皆さん、最大限にポイントをゲットできていますか?

もっと欲しいカードがあるけどChase5/24ルールのせいで申請できないよ



ビジネスカードは5枚にカウントされないから、もっと選択の幅が広がりますよ



ビジネスカードって経営者とかが持つようなものじゃないの?



そう思いますよね、でも実は誰でも申し込めます!この記事で紹介するね。
ビジネスカードとは?


なぜビジネスカードが必要?
アメリカ生活を豊かにするためのクレジットカード戦略の観点では、より多くのカードを作りより多くの特典をもらうためにビジネスカードを作ります。
直近24ヶ月で5枚以上カードを申請した人には新しいカードを発行しないというChaseの5/24ルールについてはご存知の方も多いと思います。


通常はこのルールのためにクレジットカードを作る枚数を制限しますが、実は、このルールはビジネスカードは申請したカード数にカウントされないんです。
つまりビジネスカードは作る枚数に上限がないということになります。(もちろん、自分で管理できないとダメですよ?)
ビジネスカードを申請できるのは誰?
極論、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を持っている大人であれば誰でもビジネスカードを持つことができます。
『ビジネスカード』と言われるとビジネスを営んでいる会社経営者が発行するカードと思ってしまいますが、ビジネスというのは『第三者に物やサービスを提供して金銭を受け取ること』です。
つまり不用品を知人に譲ってお金やギフトカードをもらったり、ガレージセールに物を出品することだってビジネスに含まれます。
そしてもっと言えば、まだ始めていなくてもいいんです。(始めるつもりがなくても…バレない)
特にAMEXはSmall business、要は何百名従業員がいるような企業だけでなく、個人のみもしくは数名の会社も応援するという方針を取っています。
「Small Businessを運営する人が、個人の支出とは別にAMEXのビジネスカードを使って、会計管理をし、適切な会社経営に役立てましょう…」
AMEXのHPより
というようなことが書かれています。
ビジネスカードの申し込み資格者については諸説ありますが、
実際に会社を作っている必要もなく、例えば、将来会社を作るために会計を分けておきたい
という人も十分に資格ありと解釈できます。


ビジネスカードの特徴
ビジネスカードは誰でも作れて、しかもChase5/24ルールにカウントされないメリットだらけのカードではありません。
1番の問題はパーソナルカードと比較して、入会ボーナスをもらうためのミニマムスペンドが高額なことです。
せっかく申請が通っても期間中にミニマムスペンドが達成できないとカードを作った意味がないので、申請のタイミングは大きな出費があるときを狙うなど作戦を立てたいですね。
ビジネスカードを申請する方法


誰でもビジネスカードが申請できると言われても、まだまだ不安だという人もいると思います。
申請方法を一緒に見ていきましょう。
ここではChaseの人気ビジネスカードである、Chase ink Business Unlimitedを例に取ります。


- Authorizing officer title : Owner
- Mother’s maiden name : 母親の旧姓
- Tax ID type : SSN


- Total gross annual income : 年間の総利益(適当でOK)


- Legal business structure : Sole proprietorship(個人事業主)
- Business details : 適当でOK(本名でも可)
- Number of employees : 0でOK


- Business established date : 適当でOK ※私はブログを開設した日にしています
- Annual business revenue : 年間利益
- Estimated monthly spend : 1ヶ月あたりの支出額
- Business Category : なんでもOK、それっぽいものを選択
その他、こちらに載せていない住所や電話番号については、個人の家や電話番号で大丈夫です。
カードの種類にもよりますが、審査結果はすぐに出ます。
Chaseの場合、ビジネスカードを初めて発行した際には今までのパーソナルアカウントとは別にビジネスアカウントを作らないと支払いができません。
やり方はこちらの投稿で紹介していますので、カードが届いてたら手続きしてみてください。(Chaseへの連絡などは必要なく3分程度で終わります)


- Legal Business Name (ビジネス名): Hanako Yamada
- Business Name On Card (カードに記載するビジネス名) : 自由※本名でもOK
- Company DBA Name (ビジネスの通称) : Hanako Yamada
- Business Address (住所) : ご自身の住所を記入します
- Industry Type (業種) : Others
- Company Structure (会社構成) : Sole Proprietorship ※ご自身一人で経営されている(今後する?)という意味
- Years in Business (ビジネス年数) :私は渡米したタイミングを起算点として、Less than one yearで申請しました
- Numbers of Employee (従業員数) : 1 ※ご自身のみという意味
- Annual Business Revenue (ビジネス年収) : 1000ドル以下で記入すると通らない場合もあるので1000ドル以上で記入しましょう。私は自分の給料を書きました。
- Estimate Monthly Spend (月の支出見積): 1項目前のRevenueを上回らない適当な数値
- Role in Company (会社での役職) : Owner
それではまたお会いしましょう!See ya!!