【22年末宿泊記ブログ】ハイアットリージェンシー箱根レビュー|スイート・レストラン・ラウンジ・アクセス
こんにちは、アメリカ在住の夫婦つきユカです。
今回は一時帰国の際に、双方の両親とハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパに宿泊してきました。
適度に高級感とカジュアル感が融合していてとても良かったです。
事前に公式の口コミを見ても良いレビューが多く大変楽しみにしており、実際訪問してみると納得のサービスと雰囲気だったように感じます。
この記事では、その魅力を実体験をもとにたっぷりとご紹介します。
ホテル名 | ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ |
宿泊した部屋、人数 | リージェンシー スイート ツイン(3名)、 リージェンシー スイート ツイン&タタミ(3名) |
筆者が宿泊した時期 | 2022年12月末 |
筆者の会員ステータス | グローバリスト |
ホテルカテゴリー | カテゴリー6 |
使用ポイント | 40,000ポイント×2部屋 |
部屋代はハイアットポイント(スイートルーム1部屋4万ポイント)を使ったため無料、食事代とスパ代を別途支払いました。
ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ
ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパは2006年にオープンした、ハイアットカテゴリー6のホテルです。
日本のハイアットグループの中で唯一温泉があり、大浴場で大涌谷温泉を堪能することができます。
ハイアットカテゴリーの詳細はコチラ
アメリカのホテルチェーン、ハイアットグループのホテルはレベルによってカテゴリー1〜9に分類されています。
ハイアットポイントを使って宿泊する場合、カテゴリーによって必要ポイントが異なります。
日本にあるホテルではカテゴリー8が最も上位で、パークハイアット東京やニセコなどがあります。
また、ハイアットリージェンシーは日本国内に8つありますが、箱根と京都がカテゴリー6、それ以外は2〜5となっており、ハイアットリージェンシー箱根の高級感が伺えます。
客室は全部で80部屋と少なめで、思っていたよりも小さく静かな雰囲気でした。
玄関&フロント
支配人らしき方に出迎えられ、気持ちよく玄関に足を踏み入れることができます。
石と木のコントラストがおしゃれなデザインです。
フロントは明るく、自然を感じられるような設計になっています。
宿泊したのは12月末でしたが、ぎりぎり晩秋の仙石原のススキが飾ってあり、とてもきれいでした。(写真中央)
スパの予約をしていたため、本来のチェックイン時間(午後3時)より2時間も早い午後1時に来ましたが、部屋が空いていたためチェックインさせてもらえました。
ちなみにフロント横にあるトイレはこんな感じで、清掃がしっかり行き届いていています。
リビングルーム
フロントの後ろ側には、高い天井で開放的なリビングルームがあります。
アフタヌーンティーを楽しんだり、宿泊者専用の『ラウンジ※後述』として利用できます。
リビングルームの奥には小さな図書室のような空間があり、本・雑誌・新聞が読めます。(こちらでも飲食可能です)
賑やかな雰囲気のあるリビングルームとは違い、落ち着いて会話ができます。
客室(部屋:スイート)
ハイアットリージェンシー箱根は2棟に分かれており、1階の廊下でつながっています。
今回ご紹介するお部屋のうち、リージェンシー スイート ツインはフロント側、リージェンシー スイート ツイン&タタミはスパ側にあります。
ちなみにどちらの部屋もハイアットの『スタンダードスイート』に分類されています。
客室一覧(クリックで閉じる)
部屋名 | 面積 |
---|---|
ゲストルーム ツイン | 56㎡ |
マウンテンビューツインルーム | 56㎡ |
デラックスツインルーム | 73㎡ |
デラックスツイン&タタミ | 67㎡ |
デラックスツイン&ドッグフレンドリールーム | 72㎡ |
プレミアムツイン&ドッグフレンドリールーム | 93㎡ |
リージェンシー スイート ツイン(スタンダードスイート) | 82㎡ |
リージェンシー スイート ツイン&タタミ(スタンダードスイート) | 88㎡ |
リージェンシー エグゼクティブスイート ツイン(プレミアムスイート) | 93㎡ |
写真付きの客室一覧は公式ページで確認できます
リージェンシー スイート ツイン
この部屋の特徴は、リビングの窓から富士山が見えることです。
冬に訪問したため、雪で真っ白になった富士山を部屋から眺めることができました。
リビングの奥のドアを開くと寝室があり、
その先には大きな窓が気持ちの良いテラスがありました。(室内なので寒くはありません)
テラスの横に無料のコーヒー、お茶、水が用意されています。
アルコールや冷蔵庫の中にあるものは有料です。
水は缶に入ったものが無くなったら、各フロアに設置されているウォーターサーバーで汲むことができます。
嬉しいサービスです
大浴場が温泉なので部屋のお風呂を使う機会は少ないと思いますが、広々としていて良い感じでした。
タオルヒーターがあるので、簡単に乾かせます。(大浴場には別でタオルが置いてあるため、持っていかなくてOK)
浴衣は2種類用意されており、館内用(温泉やレストラン)と寝巻き用がありました。
部屋で使えるヨガマットまで置いてありました。巾着はお持ち帰り自由とのこと。
このようなタイプのホテルで浴衣OKは珍しいですよね!やはり温泉があるからなんでしょうか
トイレはまあ普通です。ユニットバスではなくてちゃんと独立しているのが嬉しい。
トイレに手洗い場が付いているのは良いのですが、幅が狭い…
ちなみに今回は、ツインルームに3人で泊まったため、エクストラベッドが用意されていました。
エクストラベッドの寝心地は…固くてよくなかったです。(まあやっぱりこういうところは2人で来ないといけませんね!)
ちなみに部屋の位置はこちらです。
リージェンシー スイート ツイン&タタミ
畳がついた和洋室は、スパと同じ棟にありました。
先ほどご紹介したリージェンシー スイート ツイン(洋室)とグレードは同じ部屋ですが、間取りが大きく異なります。
畳で2名寝られるので、この部屋のみ最大4名で宿泊可能です。(他の部屋は3名まで)
リージェンシー スイート ツイン(洋室)と比べると、お風呂と脱衣所・洗面所が広く作られていました。
ダイソンのドライヤーが置いてあり、早く乾かせて快適でした。
ちなみに部屋の位置はこちらです。
アメニティ
部屋にあったシャンプー、リンス、ボディソープ、ボディローションは全てPharmacopiaというカナダ発祥のブランドのものでした。
化粧品が見当たらなかったので、電話で依頼したところ、コーセーのQUESTというスキンケアセットをいただきました。
ビジネスホテルなどでも使われるもののようですが、質が良いです。
その他、電話で依頼できるアメニティは以下の通りです。
スイートルーム宿泊者かグローバリストへのプレゼントかはわかりませんが、両部屋とも赤ワインとイチゴ、3種類のチョコレート菓子が置いてありました。
赤ワインはCANVASというカリフォルニアのナパバレーのワインで、元々はハイアット専用に作られたものだそうです。
コルクではなくキャップだったので期待していませんでしたが、美味しくてびっくりしました!
公式の紹介動画があったので、ご興味があれば見てみてください。
スパ&温泉
ハイアットリージェンシー箱根にはizumiというスパ・温泉施設があります。
スパ(別料金・要予約)
ホテル名に『スパ&リゾート』と付くだけあり、スパが人気です。
宿泊の1ヶ月以上前に予約しようとしたときにも既に2枠しか空きがありませんでしたので、早めの予約をおすすめします。
私たちは両親に60分間のボディートリートメントコースをプレゼントし、大変満足してもらえました。
コースの最後にご自身の体の悩みによって適切なアロマオイルで仕上げがされるようです。
スパの前には温泉で体を温めると効果が高まるため、予約時間の30分前に来ることが推奨されています。(カルテを記入する時間を含む)
チェックイン前後に予約している場合には、チェックイン時間も見越して予約の1時間前にはホテルに到着していると良いですね。
温泉
温泉は男女別の大浴場があり、朝6時〜深夜12時の時間帯で利用できます。
露天風呂はなく、浴槽は大きいものが1つだけですが、湯加減もちょうどよくてゆったりできました。
温泉は無色透明でした(飲んでないので味は知りません!)
脱衣所が混んでいるように見えても、洗い場は10個ほどあり、順番待ちすることなく余裕がありました。
スパ専用のizumiというシャンプーが置いてある洗い場があったので使ってみたところ、他のシャンプーよりも使い心地が良かったです。
また、脱衣場にバスタオルとフェイスタオルが大量に置かれており、部屋からタオルを持ってこなければならない煩わしさがなく良かったです。
ちなみにギャラリー(一部商品は販売)も、このizumiの中にあります。
ラウンジ・レストラン
今回、夕食(別料金)と朝食(グローバリストは2名無料)はリビングルーム(ラウンジ)の奥にある洋食レストラン『ウェスタンキュイジーヌ』でいただきました。
ラウンジ(リビングルーム)
ハイアットリージェンシー箱根では、宿泊客なら誰でも午後4時30分から7時30分の間、無料でアルコールを含む飲み物が飲み放題になります。(宿泊後、重要な変更がありました!以下参照ください)
また、グローバリストに対しては特別メニューが用意されており、おつまみも付いてきます。(写真左側のメニュー)
23年1月10日からルールが変更され、1人4,400円となりました。
(グローバリストは2名無料、クラブアクセスアワードは使えるものと思われます)
大変残念な変更ではありますが、レストランでも良い値段するので、よくアルコールを飲む方であれば悪い選択肢ではないかと思います。
レストラン(夕食)『ウェスタンキュイジーヌ』
人数が6名で多かったためか、1番奥の丸テーブルに案内されました。
私たちはコース料理を予約しましたが、アラカルトメニューもあります。(メニューへのリンクは下部に記載)
どれも上品な味で大変美味しかったです。
ちょうど良いペースで出されるので、スムーズに会話・食事ができました。
レストラン(朝食)『ウェスタンキュイジーヌ』
朝食は『ダイニングブレックファーストビュッフェ』を選択しました。(アラカルトメニューもあります)
こちらは全てのビュッフェメニューを楽しめるコースで、1人3,700円です。
卵料理のみ、オムレツ、スクランブルエッグ、エッグベネディクトから席で注文し、出来立てを持ってきてもらえました。
オムレツはとろっとろでおすすめです!
そのほかのメニュー(ディナー含む)はリンクから確認ください。
宿泊記まとめ:料理も温泉も大満足!ただし注意点も
この記事では、温泉付きホテル『ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ』をご紹介しました。
箱根の自然に囲まれた場所にあり、建屋にも木がふんだんに使われているので、高級感を保ちつつもどこか穏やかな気持ちになれるホテルです。
また、スタッフの方も温かく、サービスも行き届いているので特別なシーン、贅沢したい場面でおすすめです。
とっても満足できたホテルですが、行ってみて気がついた注意点もあるのでご紹介します。
注意点
今回、宿泊してみて感じた注意点は以下5つです。
- スパの予約はお早めに
- ラウンジアクセスは23年1月10日から有料化!(グローバリスト、クラブアクセスリワードは要確認)
- 歩いて行ける距離にコンビニ等ないため、部屋食は買ってきておくと良い
- 周辺は狭く急な坂道が多い
- 小田原駅から無料シャトルバスを利用する際は予約が必要
③周囲には気軽に歩いて行けるコンビニやレストランはありません。
必要な場合は駅周辺であらかじめ購入しておくか、館内のレストランやルームサービスを利用しましょう。
館内のレストランはご紹介した洋食レストラン『ウェスタンキュイジーヌ』の他、寿司を中心とした日本食レストラン『鮨』があります。値段は少々高いですが、味やサービスは満足できます。
アクセス
正直、アクセスは良いとは言えませんが、最寄駅へは無料の送迎バスを利用できます。
運行時間 | 所要時間 | 予約 | |
小田原駅 | 小田原駅発 12:15/13:15/14:15 ホテル発 11:30/12:15/13:15 | 約45分 | 出発1時間前までに要予約 (9人まで) |
強羅駅 | 10:00~18:30 | 約5分 | 予約不要 |
私たちは小田原駅を利用したため、行きは2週間ほど前に予約して乗りました。
バスは9人乗りで小さいため、小田原駅間のバスを利用する場合には早めに予約しておきましょう。
ちなみに、タクシーを利用すると7000円もします…
車で行く場合は、無料で駐車場が利用できますが、周囲は狭くて急な坂道が多いので気をつけて運転してください。(運転に慣れている人ではないと怖いと思います;)
それではまたお会いしましょう!See you soon.
基本情報
ホテル名 | ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ(HP) |
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 |
アクセス | 強羅駅からバスで5分、小田原駅からバスで45分(詳細) |
電話番号 | 0460 82 2000 |
部屋数 | 80部屋(一覧) |
レストラン・ダイニング | ダイニングルーム ‐ ウェスタンキュイジーヌ ダイニングルーム – 鮨 プライベートダイニングルーム ルームサービス |
クラブラウンジ | あり |
駐車場 | あり(無料) |
温泉 | あり(大涌谷温泉) |
スパ | あり(有料)事前予約がおすすめ! |
チェックイン/アウト時間 | 【基本】15時チェックイン/11時チェックアウト |
筆者が宿泊した時期 | 22年12月末 |