【マキナック島観光】ミシガンのリゾート地|見どころ、行き方、フェリーチケット、ホテル
こんにちは、ミシガン州在住のつきユカです。
アメリカに来てから主要な観光地、リゾート地を訪問しましたが、今住んでいるミシガンで有名なリゾート地であるマキナック島にまだ行ったことがないことがずっと気がかりでした。
今回、ついに訪問しましたのでご紹介します。
マキナック島(Mackinac Island)
概要
マキナック島(Mackinac Island)はミシガンのアッパーペニンシュラとロウアーペニンシュラの間、ヒューロン湖(Lake Huron)に浮かぶ島で、ミシガンやその周辺に住む人たちにとってのリゾート地のような場所です。
デトロイト周辺からは車で4時間半ほどかかります。
島へは橋がつながっておらず、フェリーでしかアクセスできません。
また、車を使用することは許されておらず、代わりに馬車が走っています。
観光客は馬車を利用するか、自転車のレンタル(持参もできる)、徒歩のいずれかとなります。
英語のスペルではMackinac Islandで、「マキナック島」もしくは「マキノー島」(Googleマップはこっち)と日本語表記します。
ちなみにこの記事を読む多くの人がアクセスするロウアーペニンシュラの街はマッキノー・シティ(Mackinaw City)で、スペルも微妙に違います。
必要日数
1周15kmほど、自転車で回れば1時間半ほどで1周できるので半日もあれば十分に楽しめると思います。
ただ、島内にもたくさんホテルがあって宿泊すれば夕焼け、日の出も楽しめるので1泊するのも人気です。(ただし、基本めちゃくちゃ高い…)
今回私たちはマッキノー・シティ(Mackinaw City)に土曜の夕方到着し、始発(7:30)のフェリーでマキナック島へ行き、11:45のフェリーで帰ってきました。
デルタゴールドカードの特典で割引が受けられる中で安かったホテルを選んだだけですが、ホテルのベランダからビーチアクセスができるし(正しくは湖)子供が喜びそうな室内プールもあって悪くなかったです。もちろん高い部屋はレイクビューです。
部屋は古いし、朝食が付いていなかったのは想定内。(道中にスーパーに寄っていろいろ買い込みました)
私たちが着いた土曜の夕方には駐車場はガラガラでしたが、朝出発する時にはほぼ満車だったので、マキナック島に行った帰りに宿泊する人も多いのかもしれません。
マキナック島(Mackinac Island)へのアクセス(フェリー)
マッキノー・シティからマキナック島に行くフェリーはShepler’s Ferryという会社が運行しています。
他の方の過去の記事を見るとStar Lineという会社もあるようで、ウェブサイトは存在していますがチケット購入のページはShepler’s Ferryに飛ぶので無くなってしまったのでしょうか?不明です。
ともあれ、Shepler’sのフェリーに乗らないとマキナック島へは行けないので買うしかありません。
チケット料金
項目 | 価格 |
---|---|
大人往復 | $34 |
子供往復(5〜12歳) | $23 |
大人3人割引 | $90 |
大人2人+子供1人割引 | $72 |
持ち込み自転車 | $21 |
※5歳未満の子供、ペットは無料です。
チケットは日時指定はありませんが、有効期限があるので買うときに確認してください。
私たちは夫婦2人と0歳児1人だったので、大人2枚が必要でしたが宿泊先のホテルで購入すると1人あたり1.5ドルの割引になりました。
前泊する人は確認してみると良いかもしれません。
運行スケジュール
ベストシーズンの8月〜9月は便が多いので便利です。
下のリンクから他の月の予定も確認できます。
フェリーからの景色
1階が屋内座席、2階が屋外座席になっています。
当然2階の方が景色が良いですが、寒いので上に羽織るものを持っていきましょう。
右側に座るとアッパーペニンシュラとロウアーペニンシュラをつなぐマキナックブリッジ(Mackinac Bridge)が、左側は灯台と日の出が見えます。
私たちは始発で乗って日の出が期待できたので、寒さに耐えて2階席の左側に座りました。
帰りの室内は快適でした。
マキナック島観光の移動手段
レンタルバイク
フェリー降り場周辺にいくつかレンタルバイク屋さんがあります。どこもほぼ同じ値段でした。
マキナック島は自転車だと1周1時間半ほどで回れるそうなので、ぐるっと回ってみたい方はレンタルバイクもしくは自転車持参がおすすめです。
私たちはベビーカーを押しながら3時間ほど歩いたと思いますが、さすがに疲れました。
赤ちゃんがいると自転車は無理かなと思っていましたが、子供を乗せるための荷台も別でレンタルしていました。
もっと小さい赤ちゃん用には、さらにチャイルドシートを乗せられるので、赤ちゃんや小さい子供がいるけど自転車に乗りたいという人は検討してみてください。
馬車
車の使用が禁止されているので、車の代わりに馬車がそこらじゅうに走っています。
一言で馬車と言っても種類は様々で、ツアーの馬車、ホテルとフェリー乗り場をつなぐシャトル、タクシーがあります。
また、荷台なしで乗馬することもできるようです。(初心者にはハードル高いですが…)
徒歩
徒歩でフェリー乗り場近くだけを回る人も結構います。
1周15km程度なので、大人だけであれば徒歩で全てを散策することも可能かもしれません。
マキナック島の見どころ
アーチロック(Arch Rock)
想像以上にきれいでした。来てよかったなと思う場所です。
アーチの下に行くことはできず、フェンスから景色を楽しむので、人が映らずきれいな写真になりました。
フェリー乗り場からGoogleマップの指示通りに歩くと遠回りになります。
道なりに外周して、階段を登った方が短時間で着きますが、この階段が200段くらいあるようなので小さいお子さんを連れている人は注意してください。
グランドホテル(Grand Hotel)
ミシガンのベストホテルにも選ばれたことのある歴史あるホテルで、丘を少し登ったところにあって景観が良いです。
シーズン中に宿泊するなら500ドル以上は覚悟しなければいけません。
宿泊客でなくても10ドル払えば中を見学させてもらえます。(今回は外観だけにしておきました。)
坂を登っている途中にグランドホテルを行き来する馬車を見かけましたが、他よりも少し高級感がありました。
フォートマキナック(Fort Mackinac)
fortとは砦、要塞という意味で、Fort Mackinacはアメリカ独立戦争中に建てられました。
元々は対岸のマッキノー・シティにあったそうですが、アメリカからの攻撃に対して脆弱すぎると判断したイギリス兵がマキナック島に移動させました。
その後はアメリカ兵が占拠したり、またイギリス兵が占拠したり…と歴史がありましたが、最終的には戦後にアメリカに返還され、1985年まで砦として使用されていました。
現在は、資料館として使用されています。
また、1時間に1回ほどのペースでライフルまたは大砲のデモンストレーションがあります。訪問の際にはその時間に合わせて行ってみてください。
今回訪問を予定していましたが、大砲のデモンストレーションに間に合わない時間だったこと、疲れてしまったので行きませんでした。
- 入場料 16.25ドル、子供(5〜12歳)9.75ドル
- 公式サイト(リンク)
ダウンタウン
ダウンタウンはおしゃれでかわいい建物が並んでいます。カラフルな街並みに馬車がよく似合います。
規模が小さいので探索には時間がかかりません。
また、マキナック島といえばチョコレートファッジが有名なので、食べてみるのもアリかもしれません。
ただ、ほとんどの日本人にとっては甘すぎると思います…私たちは試食でそのお店で1番ビターなものを食べさせてもらいましたが、それでも甘かったです;
ファッジの代わりにアイスクリームを食べました、少し甘かったけど美味しかったのでオススメです♪
デビルズキッチン(Devil’s Kitchen)
元は湖に面しており、波が岩を削ってできたものです。
ちょっと不気味な形になっているので、デビルにまつわる名前が付けられたのでしょう。
フェリー乗り場から左手に(アーチロックとは逆方向)に30分くらい歩いたところにあります。
ほとんどの人がアーチロックの方に行くのでランニングかサイクリングの人しかいませんでした。
歩いている途中はほぼずっと湖が見えていて気持ちがいいです。
意外とちっちゃくて拍子抜けしたので、体力に自信がある人、散歩したい人以外は行かなくて良いかと思います。
まとめ
この記事ではミシガンの避暑地リゾートとして人気なマキナック島をご紹介しました。
正直、遠方からわざわざ飛行機に乗ってくるほどではありませんが、車で行ける範囲に住んでいる人にはぜひ行ってみてほしい場所です。
ミシガンの北部に位置しているので秋ごろからは寒くて観光も苦痛だと思います。ぜひシーズン中に行ってください。
この記事が参考になれば幸いです。
それではまたお会いしましょう!See ya!!