【アメリカミシガン】メープルシロップ狩り・採取ツアー体験レポート
こんにちは、アメリカミシガン州在住のつきユカです。
メープルシロップといえばカナダが有名ですが、カナダのすぐお隣アメリカミシガン州でもメープルシロップが作られています。
ミシガンではメープルシロップが作られる工程が見学できるツアーがあると聞き、ずっと気になっており、ようやく参加できました!
この記事では、メープルシロップのツアー(Maple sugaring)に参加してきた様子をレポートします。
ミシガンのメープルシロップ狩り・採取ツアー
ミシガンには多くのメープルファームがあり、まだまだ寒い2〜3月頃に採取を行なっています。
ツアーを行なっているところも多く、”maple tour near me”などと検索すると色々出てくると思います。
maple 〇〇、sugarbush 〇〇みたいな名前のツアーがメープルシロップ狩りイベントです。(ちなみに私が参加したものはMaple sugaringという名前でした)
ツアー内容は様々で、ガイドさんの話を聞いてメープルシロップを少し試食するだけのものや、パンケーキまでついているものもあり、値段は5ドル程度〜20ドル弱とバラバラです。
家からの距離や体験内容によって決めてみると良いかもしれませんが、中には事前予約必須のものもあります。
私たちの場合は、ベビーカーが必要な小さな赤ちゃんがいることもあり、乗り物に乗って移動するツアーは避けて、歩いて移動するものを選びました。
Heritage Park Maple Sugaring 体験レポート
私たちが参加したのはFarmington HillsにあるHeritage Parkで開催されたツアーです。
事前予約が必要で、1人7ドルでした。(特に記載はありませんでしたが、メープルシロップが食べられる年齢からは登録が必要なのかなと思います。子供料金の設定はありません)
ツアー内容
写真では分かりづらいですが、ガイドさんが左手に持っているような左右均等に枝分かれしているような木がメープルの木なんだそう。
歩いて移動します。
ほんの少し暖かくなってきた3月でしたが、ずっと外にいるとまだまだ寒かったです。
メープルの木にドリルで穴をあけ、樹液を採取する工程を実際に体験します。
幅18インチの木からはバケツ1つ分、25インチ以上だとバケツ3つ分になるそう。
リスなどに食べられないよう、バケツの蓋は必須。
樹液が落ちるペースはとてもゆっくりなので、このツアーでは樹液が溜まっていく様子は見守ることができませんが、あらかじめ取っておいた樹液を試飲させてもらうと、ほぼ無色透明でほんのりと甘みがありました。
樹液を煮詰めて水分を蒸発させていくと、色がだんだん濃くなって私たちのよく知る『メープルシロップ』になっていきます。
とれたての樹液は97〜98%が水分で糖度は3%ほどですが、完成したメープルシロップは糖度66%にもなります。
時間をかけて煮詰めると40ガロンの樹液から1ガロンのメープルシロップが作るそう。
こちらが昔ながらの煮詰め方。
最後にここで作られたメープルシロップをクラッカーと一緒にいただいてツアー終了です。
日本ではなかなかできない、そしてアメリカでも北側の寒い場所でしか体験できない貴重なツアーでした!
お土産
メープルシロップやそれをさらに煮詰めたメープルシュガーなどが小さな机で販売されていたので、お土産に買って帰りました。
メープルシロップは相場より安いかなと思います。
メープルシュガーはジャリジャリしたメープル風味の砂糖といった感じで、想像通りの味でした笑
来年もまた参加したいかというと、リピートはないですがミシガンならではの体験ができたので、一度は参加してみてよかったと思います。
それでは、またお会いしましょう!See ya!!