ナイアガラの滝クルーズツアー|カナダ側とアメリカ側の違い・内容・料金
こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
- ナイアガラの滝に行きたいけど、現地で何をしたらいい?
- カナダ側とアメリカ側があってややこしい!どっちがいいの?
という疑問にお答えします。
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境となっている滝です。
周辺にはさまざまなアクティビティが用意されていますが、この記事では、最も有名なクルーズツアーをご紹介します。
- ナイアガラの滝クルーズツアーの内容
- カナダ側、アメリカ側の違い
- ツアーのチケット購入方法
- 駐車場
ナイアガラの滝(Niagara Falls)とは
ナイアガラの滝は、アメリカとカナダの国境となっている滝です。
ビクトリアの滝、イグアスの滝と並んで「世界三大瀑布」と呼ばれています。
しかし、世界遺産ではありません。(国境であり、人工的に操作されているからだそう)
- カナダ滝(Horseshoe Falls)
- アメリカ滝(American Falls)
ナイアガラの滝は、カナダ滝(Horseshoe Falls)とアメリカ滝(American Falls)で構成されています。
通常、ナイアガラの滝でイメージする半円形の滝はカナダ滝です。
アメリカ滝は、カナダ滝の10分の1程度の大きさだそうです。
ナイアガラの滝クルーズツアー
ナイアガラの滝クルーズツアーは、滝の落下地点近くを水上で見られる約20分のツアーです。
5月から11月の期間、朝から日没まで頻繁に運行されています。
展望ポイントとは違った角度から滝を楽しめる人気ツアーで、ナイアガラの滝に訪れたらぜひ参加したいツアーの1つなんです。
クルーズツアーは、カナダ側とアメリカ側の両方で行われていますが、どちらのツアーに参加するのが良いのでしょうか?
ナイアガラの滝クルーズは、アメリカとカナダ側どちらがおすすめ?
船はポンチョの色で簡単に見分けられますよ。
青がアメリカ側、赤がカナダ側です。
一方で、ツアー内容はどちらも全く同じです。
どちらも、アメリカ滝→カナダ滝→アメリカ滝という順で回ります。
船の出港頻度に関しても、15〜20分間隔で運行されているため、一見混雑しているように見えても待ち時間はせいぜいツアー1回分の20分程度でしょうか。
よって、基本は滞在している国から出航している方を選べば良いです。
しかし運行会社が異なり、当然出航場所も異なるので、違いをまとめておきます。
カナダ側 | アメリカ側 | |
---|---|---|
船の名前 | Niagara city cruises by Hornblower | Maid of the Mist(霧の乙女号) |
チケット販売サイト(公式) | Niagara city cruises | Niagara Falls State Park |
出航場所 | 5920 Niagara Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6X8 Canada | 1 Prospect St, Niagara Falls, NY 14303 |
大人料金(23年6月時点) | 32.75 CAD | 28.25 USD |
船の大きさ | 2階建で大きい | 2階建でカナダ側より少し小さい |
ポンチョの色 | 赤色 | 青色 |
夜のクルーズ | あり | なし |
開催日(23年) | 5/6-11/26 | 5/29-11/5 |
カナダ側、アメリカ側どちらでもクルーズ船はあるけど、運営会社が違うのね!
22年比でカナダ側は料金変わらず、アメリカ側は3ドルアップでした
(為替計算すると、23年はカナダ側の方が安いです)
カナダ側の夜のクルーズでは、花火やイルミネーションが特等席で楽しめます。
>>【夜も楽しい】ナイアガラの滝観光|イルミネーション・花火・クルーズ、花火観覧におすすめな場所
私たちはカナダ側のクルーズに参加したので、この後詳しくレポートします。
ナイアガラの滝クルーズ(カナダ側の様子)
ここからは私たちが実際に、ナイアガラの滝クルーズに参加したときの様子をご紹介します。
駐車場
私たちは近隣のホテルに泊まったので、ホテルの駐車場を利用しましたが、そうでない方は公式HPで紹介されている下記の駐車場が良いです。
参考:https://www.niagarafallstourism.com/plan/parking/
出航場所・受付
大きなゲートがあり、 近くでは当日のチケットも販売されています。
売り切れになることはあまりないと思いますが、 効率良く回るため、時間が決まり次第ネットで事前購入しておくことをおすすめします。
ちなみにこのゲートの奥に見えるのは、ジップラインです。
こちらも人気のアトラクションの1つとなっています。
ゲートから少し歩かされて、ここでやっとチケットを見せます。
ネットで事前購入している場合は、スマホの画面でOKです。
チケットは「1:30 PM-2:30 PM」 というように、1時間単位で販売されています
この時間内に受付を済ませればOKです
ポンチョはチケット代に含まれており、無料で配布されます。
しっかりとロゴも入っています。
ほぼ100%の人がツアー終了後捨てていますが。
列に並ぶ・乗船
入場ゲートを通った順に列に並びます。
ちなみに今ここに並んでいる人は全員同じ船に乗れるくらい船は大きいです。
前のツアーの船が戻ってきたら、乗客が降り次第待っていた乗客が乗り込みます。
- ずぶ濡れになってアトラクションを楽しみたい人:2階席の先頭もしくは左前
- 濡れたくない人:1階席にあるブース内
この船は2階建てで、1階部分には窓が付いた部屋もあります。
1ミリも濡れたくない人はその部屋に入りましょう。
思いっきり濡れて楽しみたい人のおすすめは、先頭もしくは左前です。
先頭は列の先頭にいた人が真っ先に向かうので、難しいですが、左前付近なら意外と確保できます。
左前をおすすめする理由は、出航後1番初めに通るアメリカ滝を正面に見られ、カナダ滝も正面に見られるからです。
アメリカ滝はカナダ滝で止まった後再び逆向きで立ち寄るため、逆サイドにいても帰りに正面で見ることはできますが、最初に味わいたいですよね。
いざ出航
ルートは次のようになっています。
(1回目とは船が反対向き)
カナダ滝で方向転換して帰って来るので、1と3のアメリカ滝は船の向いている方向が変わります。
全ての位置にいるお客さんが楽しめるようになっています。
アメリカ滝
アメリカ滝は出航場所のすぐ近くです。
目の前にすると、迫力があります。
船はこのくらい近づいています。(アメリカ側の展望スポットから撮影)
ここでは、ミストを感じる程度にしか濡れません。
カナダ滝
近づけば近づくほど、船のお客さんのテンションも上がっていきます。
キャーキャー叫ぶお客さんの声は、まさにアトラクションそのものです。
一番近づいた時の写真です。
真っ白で何も見えません。笑
というより、水しぶきと風で目を開けているのも大変でした。
この状態で、しばらく停止します。
終始キャーという声が鳴り止みません。
ポンチョにフードがありますが、風で吹き飛ばされるため、髪と顔はベチャベチャです。
実際はこのくらい離れているのですが、ポンチョからはみ出る部分はずぶ濡れになりました。(この写真は、ホテルから撮影したものです)
しばらくすると方向転換し、もう一度アメリカ滝に寄ってからクルーズ終了となります。
ホテルやレンタカーを探すとき、どのサイトを使いますか?
- Hiltonグループ
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まとめ(乗った感想、注意点)
アトラクション好きな私たちにとっては、想像以上に楽しかったです。
滝の迫力を目の前で感じることができました。
注意点は、ポンチョからはみ出る部分はずぶ濡れになることを覚悟しなければならないということです。
- 濡れて困るものは持ち込まないもしくは荷物ごとポンチョを被る。
- 足元がどうしても濡れるので、夏場以外は冷える可能性も。着替えがあるとベター。
- 濡れたくない人は、1階席のブースに入る。
- ずぶ濡れ覚悟の人は、先頭か左前側がおすすめ。
私たちは8月に訪問したため、ナイアガラ周辺も30℃ほどあり、濡れても歩いていればすぐに乾きました。
肌寒い時期に訪問する場合は、気をつけてください。
それでは最後に、もう一度クルーズの公式サイトを掲載しておきます。
- カナダ側(赤):Niagara city cruises
- アメリカ側(青):Niagara Falls State Park
それでは、またお会いしましょう! See ya!!