【知らない人は損してる】アメリカスーパーのリサイクルで割引クーポン|缶・ペットボトル・ビン
この記事は、アメリカでリサイクルデポジットが適用されている州(カリフォルニア、コチカネット、ハワイ、アイオワ、メイン、ミシガン、ニューヨーク、オレゴン、バーモント)にお住まいの方に特にオススメです
こんにちは、アメリカミシガン州在住のつきユカです。
ケンタッキー州からミシガン州に引っ越してきて、ミシガンのスーパーではケンタッキーでは見慣れないリサイクルセンターがあることに気がつきました。
調べてみると、これは『知らない人がただただ損をする』システムだということがわかったので記事にする次第です。
他の知っておくと得する情報と一緒に、この記事で詳しく解説していきます。
アメリカのリサイクル事情
お住まいの州によって差はありますが、日本と比べてアメリカのリサイクルへの意識はとても低いです。
ゴミを分別して回収日がきっちり決まっている日本に対し、うちのアパートではどんなゴミも24時間365日アパート内の指定の場所に捨て放題です。
ケンタッキーに住んでいる時には特に指定がなかったので、紙もビンも缶も全部一緒の袋に捨てていました。
しかし、そんなアメリカでも一部リサイクルやごみの削減に取り組んでいるところがあります。
マイバッグ持参で値引き(BYOB)
ハワイでは日本と同様、袋が有料化されておりマイバックを持参している人が多いと聞きました。
実は、アメリカ本土の州でも同じようなことが行われています。
私が知る限り、袋代が請求されるのは今のところALDIだけですが、マイバッグを持参すると会計から割引されるお店があります。
- Target:5セント割引
- Whole Foods:10セント割引
- Trader Joe’s:5セント割引
これらのお店はBYOBポリシーというものに加盟しており、木材の保護を目指しているそうです。
BYOB=Bring Your Own Bagの略
元々物価が高いので大した割引率ではありませんが、『ちりつも』かなと思います。
缶・ペットボトル・ビンのリサイクル促進
こちらがこの記事の本題です。
アメリカの一部の州(カリフォルニア、コチカネット、ハワイ、アイオワ、メイン、ミシガン、ニューヨーク、オレゴン、バーモント)では、リサイクルを促進する活動が行われています。
以下の要領で行われます。
飲料を販売する際、あらかじめデポジットとして5〜10セントを価格に上乗せします
お買い物の合計金額から値引きされるクーポンがもらえます。
購入した際にお金を払っているので、リサイクルしてデポジットを回収しないと損をしてしまうんです。
デポジットの回収方法(缶・ペットボトル・ビンをアメリカでリサイクル)
対象商品
対象は商品によって異なります。
缶の場合は、タブに書かれていることが多いですが、本体のバーコード付近に印刷されていることもあります。
ペットボトルやビンの場合は、ラベルに記載されています。
こちらのペットボトルはミシガンでは対象外なので、普通のゴミとして捨てます。
リサイクルの仕方
対象商品を飲んだら捨てずに取っておき、スーパーに行くときに持参して換金すると、その買い物で割引を受けられます。
その商品を買った場所でなくてもOKです
ただし、全てのスーパーにリサイクルセンターがあるわけではありませんので注意してください。
- ALDI
- Costco
- Kroger
- Meijer
- Walmart
また、それぞれのスーパーでも缶・ペットボトル・ビンの全てを回収しているとは限りません。
たいていの場合、リサイクルセンターはスーパーの入り口付近にあります。
リサイクルセンターには、このような機械が数台並んでいます。(他州では見た目が異なる場合があります)
機械の穴に容器を入れてバーコードを読ませると自動で判別します。
対象外の容器を入れるとエラーになり、吸い込んでくれません。
基本はその州で購入したものが対象のはずですが、一部ケンタッキーで購入したものも読み込んでくれてラッキーでした
全ての容器を入れ終わり、緑色のボタンを押すと、そのお店で使える割引クーポンが出てきます。
割引クーポンは、会計時にバーコードを読ませるか店員さんに言えばすぐに使えます。
ちなみに、リサイクルセンターには別のゴミ箱が設置してある場合が多く、対象外としてはじかれてしまった容器や、容器を入れてきた袋を捨てられます。(リサイクルの観点からいいのかは別として…)
カリフォルニアは方法が異なるのでご注意ください
こちらのサイトから最寄りのリサイクルセンターを探して持って行くと良いようです
まとめ:リサイクルでクーポンをもらおう
この記事では、アメリカの一部の州で行われているリサイクル事情についてご紹介しました。
『割引クーポン』と聞くとお得情報のようにも聞こえますが、元々購入時に強制的に払わされているものなので、しっかり回収しないと損します。
うちは家にゴミを溜めるのが嫌なのでこまめに持って行っていますが、まとめてリサイクルして数十ドルのクーポンをもらっている人も見かけます。
ご自身のペースで始めてみてはいかがでしょうか?
それではまたお会いしましょう!See ya!!