アメリカの格安SIM【Tello】の海外ローミングの設定方法・使い方
こんにちはアメリカ在住のつきユカです。
先日、私が渡米して以来使い続けているTelloからこんなメールが届きました。
そう、ついに海外ローミングに対応してくれたのです!
私は安くてプランが自由に選べるTelloが大好きなんですが、海外ローミングが使えないことだけが難点だなと思っていました。
カナダの国境から車で30分くらいの距離なので、週末にカナダにロードトリップしようとしてもカナダに入った途端にスマホが繋がらなくなってしまうのです…
この記事ではTelloの海外ローミングの設定方法やメリットデメリットについてご紹介します。
色々調べている中で、思わぬ発見もありましたので一緒にお伝えしますね。
- Telloの海外ローミング設定方法
- Telloの海外ローミングの料金
- Telloの海外ローミングのメリット・デメリット
Telloの海外ローミング設定方法
まず設定方法を見ていただいた方が、後ほど説明するメリット・デメリットもわかりやすいと思うので、先に設定方法を説明させていただきます。
Pay As You Go Creditとはいわゆるプリペイドで、月額料金とは別で発生します。
- 月5ドル以上のプランを選択している人しか購入できない
- 高速インターネット、海外ローミングに優先的に使用される
- 有効期限は90日間
支払い方法は月額料金と同様にその場で選択可能です。
- クレジットカード
- Google Pay
- Paypal
- Tello Dollar
※ここで『Pay As You Go Data』をオンにするとアメリカ国内にいるときには高速インターネット利用分が残高から引かれることになります。
慣れてしまえばなんてことはありませんが、こうして説明してみると少し手間かなとも思います。
最初にメールを受け取った時は、スマホの海外ローミングモードをオンにすれば月額料金から引かれるものだと思っていたので、正直少しがっかりしました。
しかし、この記事を書いている間に衝撃の事実を発見します…!
Telloの海外ローミングの料金
さて、気になる海外ローミングの料金ですが上記のように表示されていました。
少しわかりにくいので以下のように整理してみました。
Pay As You Go Dataの最低購入可能金額の20ドルを全て使ったと仮定した場合です。
国 | 電話 | テキスト | データ |
---|---|---|---|
日本 | 25セント/分 =20ドルで80分 | 5セント/SMS =20ドルで400通 | 5セント/MB =20ドルで0.39GB |
カナダ メキシコ | 5セント/分 =20ドルで400分 | 2セント/SMS =20ドルで1000通 | 4セント/MB =20ドルで0.49GB |
電話とテキストは受信したときにも料金が発生します
正直、相当割高感はあります…。
ただし!Wi-Fi Callingの設定をしておけば月額料金内でアメリカ国外でも電話やテキストが使えます♪(これがお伝えしていた『思わぬ発見』です!もはや常識でしょうか…?)
実は私はこれを知りませんでした…。アメリカ国内にいる間もonにしておいて損はないですね。
日本にいる間も電話番号が必要だという人は、海外ローミングとWi-Fi Callingの両方を設定しておけば問題なく過ごせるのではないでしょうか?
参考ページ:https://blog.tello.com/news/wi-fi-calling-is-now-fully-supported-by-tello-mobile/
Telloの海外ローミングのメリット・デメリット
Telloの海外ローミングのメリット
- 旅行先でもいつもの電話番号が使える
- 有効期限が90日と長めの設定
- 余った分は国内の高速インターネットで使えるので無駄がない
Telloの海外ローミングのデメリット
- 最低金額が設定されている
- 割高な印象
- スマホの設定以外にもTelloのウェブページで設定が必要
まとめ
この記事ではTelloで新しく始まったサービス、海外ローミングの設定方法やメリット・デメリットをご紹介してきました。
私の場合、普段もLINEのやり取りが多く、旅行中はLINEだけで十分なので海外ローミングを使うことはなく、Wi-Fi Callingだけで乗り切るか現地のeSIMを購入するかの選択になりますが、人によっては海外ローミングも選択肢の1つになるのではないでしょうか?
Telloはどんどん機能が追加され、料金もお手頃なので、ますます好きになります…!
それではまたお会いしましょう!See ya!!