ワシントンモニュメント(記念碑)観光の見どころ|展望台ツアー予約方法、当日券、入場料
ワシントンD.C.に行ったら、有名なワシントンモニュメントを見に行きたいなあ
すごく人気そうだけど、簡単に行けるの?
実際に行ってきました!入場券の確保が大変でしたが、すごくよかったので苦労する価値ありです
こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
アメリカの首都ワシントンD.C.を観光した際に、現存する石造りの建物で最も高いワシントンモニュメント(Washington Monument)に登ってきました。
現在、ワシントンモニュメントは入場券がないと中に入ることはできないので、行きたい人はあらかじめ準備が必要です。
この記事ではワシントンモニュメントの見どころ、入場券の予約方法や実際登ってみた様子などを詳しくご紹介します。
- ワシントンモニュメントの入場予約方法3つ
- ワシントンモニュメントの見どころ、楽しみ方
ワシントンモニュメント(ワシントン記念塔)とは?
ワシントンモニュメント(Washington Monument)(ワシントン記念碑)は、アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を讃えて建設されたアメリカ合衆国大統領記念碑の1つで、ワシントンD.C.の中心にあるシンボル的な存在です。
1848年に着工しましたが南北戦争での資材不足もあり、完成は約40年後の1884年でした。
1889年にパリのエッフェル塔に抜かれるまでは世界一の高さであり、現在もワシントンD.C.の中で最も高く(169m)、現存する石造りの建物の中では高さ世界一を誇ります。
オープン当時から人気の観光スポットでしたが、長期間にわたる修繕工事やリニューアル工事、パンデミックによる閉鎖で観光できない日々が続いていました。
23年現在は全面オープンしており、頂上の展望台へ行くには予約必至の大人気のスポットです。
ワシントンモニュメントの見どころ・楽しみ方
ワシントンモニュメントの見どころは主に5つあります。
- 水面に反射する姿
- ライトアップ
- ワシントンD.C.を360度見渡せる展望台
- ワシントンモニュメントの歴史や概要の展示品
- 下りエレベーターから見える記念碑
ワシントンモニュメントの周囲は広い公園になっており、①②は誰でも好きな時に楽しむことができます。
ただしモニュメントの中に入る③〜⑤は数量限定の入場チケットが必要です。
入場チケットの入手はなかなか大変でした。記事後半で詳しく紹介します。
見どころ1
水面に反射する姿
リンカーン記念堂(Lincoln Memorial)に行くと、前にあるリフレクティングプールにワシントンモニュメントが反射してとても綺麗です。
この光景はプールの横側からは見えず、リンカーン記念堂の前まで行かないと見られないので注意してください。
すぐ横の池にも反射します。こちらは朝撮影したものです。
見どころ2
ライトアップ
夜のライトアップもとても綺麗なので必見です。
ライトアップと言っても、モニュメント自体が光っているのではなく周りからライトを当てて反射させています。
夜だと真っ白なワシントンモニュメントの存在感が一層際立ちます。
夜にも先ほど紹介したリンカーン記念堂の前から水面にモニュメントが反射して見えます。
リンカーン記念堂もライトアップされているのでぜひ行ってみてください。
見どころ3
ワシントンD.C.を360度見渡せる展望台
展望台へ行くには入場チケットが必要です。(詳細は記事後半)
入場時間は規制されていますが帰りの時間は決められておらず、エレベーターで展望台に登った後は自由に過ごせます。
展望台に上がると、東西南北に2つずつのぞき窓が設置されていて、周囲の景観を楽しみます。
南側はジェファソン記念碑(Thomas Jefferson Memorial)やバージニア州との境になっているポトマック川が見えます。
西側は見どころ1でご紹介したリンカーン記念堂とリフレクションプール。手前にあるのは第二次世界大戦記念碑(World War II Memorial)です。
桜が咲く時期はさらに綺麗になりそうです。
北側はワシントンD.C.のダウンタウンと大統領が住むホワイトハウスが見えます。
ちなみにダウンタウンはこんな感じです。
東側は国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)、ワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)などのミュージアム、正面には国会議事堂(United States Capitol)、議会図書館(Library of Congress)、最高裁判所(Supreme Court of the United States)が見えます。
ワシントンモニュメントはワシントンD.C.で最も高い建物なので、周辺を一望できます。
ワシントンモニュメントの歴史や概要の展示品
展望台エリアから階段で少し降りると展示エリアになっており、ワシントンモニュメントの歴史や建築の苦労を垣間見れます。
もちろんほとんどが英語で書かれていますが、写真や実物が多く展示されており英語を読まなくても大体理解できるようになっています。
当時てっぺんに付けられた避雷針はこのように曲がってしまったようです。
ワシントンモニュメントを構成している石には記念碑もあり、各州や他国のものもあります。
日本の沖縄から送られた琉球石には、日本語でメッセージが書かれています。
下りエレベーターから見える記念碑
行き帰りのエレベーターでは放送される解説ビデオを見ながら移動します。
帰りはそのまま帰るだけかと思いきや、突然エレベーター内が暗くなってエレベーターから見える記念碑を紹介するというサプライズがありました。
2度に渡り紹介されるので、見逃さないようにしてくださいね!
入場の注意点
入場に関して2つ注意点があります。
- 入場券が必要
- 手荷物検査がある
(①入場券の予約についてはなかなか大変でした。この後詳しくご紹介します。)
ワシントンモニュメントに限らず、ワシントンD.C.の室内観光地では入場の際に空港の保安検査場のような手荷物検査があります。(禁止物はプロパティによって異なります)
ペットボトルの水はOKでしたが、ベビーカーやスプレー缶は禁止されているので注意しましょう。
ベルトや時計も外して検査しないといけません。
ワシントンモニュメント展望台のチケット予約方法・当日券
ワシントンモニュメントの展望台の入場料は無料ですが、入場チケットがないと入れません。
チケットを手に入れるには3つの方法があります。
- 30日前にオンラインで予約する
- 前日10時にオンラインで予約する
- 当日券の列に並ぶ
オンライン予約
RECREATION.govというサイトで30日前の朝10時(東部時間EST)から予約できるようになります。
※無料のアカウント登録が必要です
予約枠は10時から16時までの間の1時間単位で各30人分用意されています。
あらかじめ予定が決まっている場合は、可能性を上げるために30日前に挑戦しましょう。
入場料は無料ですが、チケットの予約には1人1ドルかかります。
予約後、日付や時間を変更するのは無料で、キャンセルした場合は予約料1ドルは返金されません。
どのくらい競争が激しいの?
土日やピーク時(春〜秋)は気合を入れないと厳しいです
私たちが訪問したのは2月中旬の日曜日で、まだ肌寒く桜が咲いている時期でもありませんでしたが、平日も含め2週間前にはほぼ完売でした。
前日10時に、さらに各時間30人ずつ枠が追加されますが、前日=土曜日で休みの人が多い、訪問日=日曜ということもあってか、30秒で全時間帯が完売し、手に入れることができませんでした。
ログインした状態で待機していないと時間をロスします
ピーク時以外の平日の枠であれば、前日の10時ぴったりでなくても午前中まではチケットが残っているようでした。
当日券
当日券は200人の枠があり、ワシントンモニュメントの近くにあるワシントンモニュメントロッジ(地図)で当日の朝8:45から配布されます。
私は2月中旬の日曜日の当日券を狙って朝8:15に並び始めましたが、既に50人以上並んでいました。
この日はまだ気温が1,2℃しか無かったのでキツかったです…
当日券は1人につき6枚までもらうことができ、完全無料です。
オンライン予約枠よりもたくさん枠がありますが、私の順番が来た時には9時からの枠しか残っておらず、私の後10人くらいで無くなりました。ギリギリでした。
9:00と9:30はオンラインでは枠がなく、当日券用に用意されているので1番数に余裕があるのでしょう。
8:45のオープン時には私が来た時の3倍の列の長さになっていましたが、100人以上の人がチケットを手に入れられなかったことになります。
繁忙期には6時半から並び始めるそうなので、当日券を狙う場合は8時前(繁忙期はもっと早く)に並ぶのがベターだと思います。
9時からのチケットをもらった場合は、チケットを入手した後そのままモニュメントに向かいます。
朝早くて慌ただしかったですが、その後すぐに別の施設の入場待ちの列にスムーズに並べたので結果的にはよかったです。
どの施設も朝イチは空いている傾向にありますよ
あ、最後に一応。
訪問日のオンライン予約を試みるので気づくと思いますが、月1回メンテナンス日は休業日です。(2023年のメンテナンス日はこちらに掲載されています)
その他、クリスマス(12/25)と独立記念日(7/4)もお休みなので気をつけてください。
まとめ:ワシントンモニュメントは予約して行きたい
この記事ではワシントンD.Cのシンボルであるワシントンモニュメントの見どころと入場チケットの入手方法について説明しました。
地上から見るのも楽しめますが、ワシントンD.C.の観光スポットを上から見渡せる展望台は外せません。
訪問日が決まった人は、すぐに下記サイトにアクセスして入場チケットを手に入れてください!
それではまた!See you soon.