【ニューヨーク観光】自由の女神への行き方|中に入るクルーズチケット予約・観光パス
こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
ニューヨーク観光で絶対行ってみたいのが『自由の女神』ですよね!
どうやったら行けるの?注意点はある?
いくつかコツがあります!
この記事では、実際に現地へ行った筆者が今後観光する人に向けて注意点やコツをお伝えします。
自由の女神(Statue Of Liberty)の行き方
自由の女神(Statue Of Liberty)は、リバティ島という小さな島にあります。
そのため、自由の女神の足元に行くには必ずフェリーに乗らなければいけません。
リバティ島に停泊するStatue City CruisesというフェリーはCity Experiencesという会社が運営しており、ニューヨークとお隣のニュージャージーの2カ所から出ています。
ニュージャージー側
ニューヨーク側
ニューヨーク観光をするほとんどの人にとってはニューヨーク側の方が便利だと思いますが、ニュージャージ側の方がフェリーが空いていて、車で行きやすいという特徴があります。
フェリーの内容も値段も同じなので、使いやすい方を選ぶと良いです
City Experiences以外のフェリー会社もたくさんありますが、いずれもリバティ島には降り立つことができません。船の上から見るだけではなく陸上で自由の女神の近くに行きたい人は、必ずCity Experiencesを利用してください。
City Experiencesのフェリーを使って自由の女神に行くには主に2つの方法があります。
- City Experiencesの公式サイトで予約する
- ニューヨークの観光パスを購入し、パスの番号を使って予約する
順に説明していきますね。
フェリー予約・チケットの種類
公式サイトから予約できるチケットは主に3種類あり、それぞれにニュージャージ発、ニューヨーク発があります。
(正確にはもう1つEllis Island Hard Hat Tourというチケットがありますが、大半の方は行かないと思うので説明を省きます)
3種類のチケット代はほとんど変わりませんが、行ける場所に違いがあります。
- Crown Reserve:自由の女神の台座と王冠部分の展望台まで行けます
- Pedestal Reserve:自由の女神の台座部分の展望台まで行けます
- General Admission:自由の女神の中には入れません
チケット名 | Crown Reserve | Pedestal Reserve | General Admission |
---|---|---|---|
価格(大人) | $24.8 | $24.8 | $24.5 |
フェリー往復 | |||
自由の女神博物館 | |||
エリス島博物館 | |||
オーディオツアー(日本語) | |||
自由の女神内の展示 | |||
自由の女神台座 | |||
自由の女神王冠 |
自由の女神の中にもミュージアムがありますが、自由の女神の中には入れない一般チケットの人は見られません。
よって、公式サイトから予約する場合はCrownかPedestalの予約を取ることをおすすめします!
どのチケットも日時指定が必要になり、予約時間の30分前には来るように指示が書いてあります。
自由の女神のフェリーに乗るには、空港のようなセキュリティチェックを受けないといけません。
なるべく早い時間に行ったほうが並ぶ時間が短く済みます。
Crown Reserve(王冠)
自由の王冠部分に登れるということを知らない人も多いのではないでしょうか?
写真ではなかなか見られない眺望が楽しめ、23年10月現在おとな1人24.8ドルです。
このチケットには台座と自由の女神の中にあるミュージアムへのアクセスも含まれます。
- 狭い螺旋階段を393段登らないといけません。体力に自信がない人・閉所恐怖症・高所恐怖症の人はやめましょう。
- 2,3ヶ月前(ピークシーズンは半年前)からもう予約が埋まってしまうので、旅程が決まった人は早めに予約してしまいましょう
狭い階段を登らないといけない
王冠まで行くには必ず393段の狭い螺旋階段を登らないといけません。
体力に自信がない人・閉所恐怖症・高所恐怖症の人はやめておいた方が良いでしょう。
数ヶ月先から予約が必要
自由の女神の王冠に登れるという特別感があるのでとても人気があり、2〜4ヶ月前には予約が埋まってしまいます。
予定が決まっている人は、早めに予約しておきましょう。
Pedestal Reserve(台座)
自由の女神の台座にある展望台と、ミュージアムへのアクセスができ、価格は王冠と同じ24.8ドルです。
事前予約が必要ですが、直前の日程でも空きがあります。
台座へは階段のほか、エレベーターでもアクセスできるため誰でも楽しめると言って良いでしょう。
天気があまり良くなかったので雲がかかってしまっていますが、台座から見えるマンハッタンはこんな感じです。
実際に台座チケットで観光した時のレポートはこちらです。
General Admission(一般チケット)
おとな1人24.5ドルで、王冠や台座チケットより0.3ドルしか安くないのに自由の女神の中にはアクセスできません。
できる限り王冠や台座チケットを予約しましょう!
ちなみに各種観光パスが利用できるのはこの一般チケットです。
自由の女神の中に入ることはできませんが、以下は含まれているので安心してくださいね。
- 往復のフェリー代
- オーディオツアー
- リバティ島の博物館
- エリス島へのアクセス
ニューヨークの観光パスを使って予約する
観光パスにはいくつか種類がありますが、どのパスにも自由の女神へのフェリーが対象施設に入っています。
ただし、観光パスを使ってフェリーを予約すると自由の女神の中には入れないので注意してください。
観光パスの種類
観光パスは、買えばパスの対象施設はどこにでも行けるお得なチケットで、いくつか種類があります。
代表的なものを簡単に比較してみます。
パス名 | City PASS | The New York Pass | Explorer Pass |
---|---|---|---|
価格(大人) | $138 | $149 | $137 |
対象施設数 | 11カ所 | 100カ所以上 | 100カ所以上 |
選択可能数 | 5カ所 | 無制限 | 4カ所 |
有効期限 | 9日間 | 1日 | 60日間 |
備考 | 3カ所、11カ所バージョンもあり | 1,2,3,4,5,7,10日用のパスあり | 2,3,4,5,7,10箇所用のパスあり |
こんな人におすすめ | 行きたい場所と対象施設がマッチしている人 | たくさん回りたい人 | City PASSの対象施設と行きたい場所がマッチしない人 |
これ以外にもたくさん選択肢があります。どの観光パスを買うか迷う人は以下の記事を読んでみてください。
オンラインで観光パスを買うと届くメールに、パスの番号や注文番号が書いてあります。
その番号を使って自由の女神の一般チケットを予約できます。(詳細は購入されたパスの指示に従ってください)
何日分のパスを買うか迷っている人
上記で紹介したThe New York Passは買う時に、何日分有効にするか選ばないといけません。
自由の女神は観光パスに含まれますが、元の値段が他の対象施設よりも安く、観光に時間がかかるので(最低3時間)観光パスの使い道としてはコスパが悪いです。
私は自由の女神に行かない日にThe New York Passを購入して使い倒しました。
観光パスを持っているけど自由の女神に入りたい!
先述の通り観光パスに含まれているのは一般チケットなので、自由の女神の中に入ることはできません。
とはいえ、せっかく観光パスを持っているのに、別で24.8ドル払ってまで中に入る価値は無いと個人的には思います。
まとめ
この記事では自由の女神へのフェリーチケットの種類と、観光パスについて紹介しました。
最後にポイントを整理して終わります。
- 王冠へ行きたい人は数ヶ月前から予約が必要
- 観光パスを使わない場合は王冠または台座がおすすめ
- なるべく早い時間のフェリーを予約する
- 観光パスでは自由の女神の中には入れない
この記事があなたのニューヨーク観光のお役に立てれば幸いです。
それではまたお会いしましょう!See ya!!