【ホテル宿泊記ブログ】ROKU KYOTOレビュー|ヒルトンダイヤモンド会員特典・アップグレード・ラウンジ|0歳児赤ちゃん子連れ
こんにちは、アメリカミシガン州在住のつきユカです。
「日々アメリカでコツコツ貯めているホテルのポイントを日本で散財しよう!」ということで、一時帰国で様々な高級ホテルに宿泊しました♪
この記事では、京都にあるヒルトン系最高峰のホテル『ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts』の宿泊レビューをご紹介します。
事前調査では、「写真ほどじゃない」とか「高すぎる」といったネガティブなコメントも見かけましたが、金閣寺という大人気観光スポットの近くにありながらも自然豊かな立地でゆっくりリラックスできてとても良いホテルで気に入りました。
宿泊先に迷っている方はぜひ参考になさってください!
ホテル名 | ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts |
宿泊した部屋/人数 | 温泉ガーデンルーム(ツインベッド)/2人+0歳児1人 |
筆者が宿泊した時期 | 24年5月(GW明けの平日) |
使用ポイント | 110,000ポイント/1泊 |
筆者の会員ステータス | ヒルトンダイヤモンド会員 |
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsとは
LXRとはHiltonグループで22個あるホテルブランドのうち、Waldorf Astoria(ウォルドーフ・アストリア)やConrad(コンラッド)と並ぶラグジュアリーブランドです。
ヒルトングループのホテルは全世界で7500個以上ありますが、LXRは全世界でもたった14個と数が少なく貴重で、そのうち1つが京都にあります。
ROKU KYOTOはLXRのアジア太平洋地域への初進出のホテルで、21年9月に開業しました。
基本情報
ホテル名 | ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(HP) |
住所 | 〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1 |
アクセス | 後述 |
電話番号 | 075-320-0111 |
部屋数 | 114室 |
レストラン・ダイニング | TENJIN |
館内施設 | ジム:無料/プール(温泉):無料/スパ:有料 |
クラブラウンジ | なし ※誰でも利用可能なティーハウスあり |
駐車場 | 無料(バレーパーキング1,000円) 電気自動車用急速充電器あり |
チェックイン/アウト時間 | 15:00/12:00 |
筆者が宿泊した時期 | 24年5月上旬 |
ROKU KYOTOはしょうざんリゾートの一部で「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」を総称した鷹峯三山の麓に位置しており、敷地内の至る所から大自然が望めるため、静かでゆったりとした贅沢な時間を楽しむことができます。
のんびりするだけでは飽きてしまうというタイプ(まさに私たちがコレ)の方でも、館内施設を利用したりアクティビティに参加したりすることでメリハリをつけることができますよ。
また、金閣寺へも徒歩15分程度でアクセスできるので、散歩がてら観光するのもおすすめです。
アクセス
京都の洛北地域にある自然豊かなホテルのため、京都の中心地からのアクセスはあまりよくありません。
公式サイトで紹介されているルートのうち、比較的便利なものは以下の通りです。
- 京都市営地下鉄『北大路駅』よりタクシーで約10分
- JR『京都駅』よりタクシーで約30分
- 京都市営バス『金閣寺道』より徒歩約15分
私たちは行きは①のルートを使い、帰りは③を利用して祇園方向へ向かいました。
。
ROKU KYOTO|ダイヤモンド会員の特典・アップグレード
朝食無料
ダイヤモンド会員の特典として、本人+同行者1名の朝食が無料になります。
通常であれば朝食は1人6,300円〜なので、とてもお得ですね!
※以前は同行者2名までの朝食が無料でしたが、現在は1名です。
朝食の詳しい内容は記事後半で紹介しています。
お部屋のアップグレード
今回私たちは1番安い『デラックスルーム」を予約していましたが、温泉付きの『温泉ガーデンルーム』にアップグレードしていただきました。
GW後の空いているタイミングだったのもあると思います。
ラウンジなし→代わりにティーハウス
ROKU KYOTOにはラウンジがありません。
その代わり、誰でも利用できるティーハウスがあります。
※ティーハウスについては記事後半で詳しくご紹介します。
【終了】エクスペリエンスクレジット10,000円
ROKU KYOTOでは様々な体験型プログラムが用意されており、そこで使える10,000円分のクレジットが付与されます。
エクスペリエンスクレジットはレストランやSPAにも使えます。
※24年3月31日までに予約した分まで
この特典は24年3月31日までに予約された分をもって終了しています。とても残念…私たちはギリギリ利用することができました。
【新】ミニバーアイテム無料
10,000円分のエクスペリエンスクレジットが終了した代わりに始まった特典ですが、改悪です。
詳細は公式HPのこちらに記載があります。
※24年4月1日以降に予約された分から
ダイニング25%オフ(ゴールド会員以上)
ホテル内のダイニングを利用すると、25%オフになります。
ただし、繁忙期は割引対象外になっていることと、エクスペリエンスクレジットとは同時に使うことはできない点は注意です。(エクスペリエンスクレジットを使ってアフタヌーンティー、その後ディナーで25%オフにしてもらうということはできます)
ROKU KYOTO宿泊レビュー・レポート
エントランス・レセプション
ホテルに着くと、丁寧なお出迎えがありました。
チェックインのウェルカムドリンク・菓子
チェックインは向かって右側にあるティーハウスに案内されました。(左側のスペースに案内される人もいるようですね)
ウェルカムドリンクとお菓子が振る舞われました。どちらも美味しかったです。
スタッフは外国人の方も多かったですが、皆さん日本語がとても上手でした。
ROKU KYOTOのお部屋(温泉ガーデンルーム)
元々予約していたのは1番安い『デラックスルーム」でしたが、天然温泉付きの『温泉ガーデンルーム』にアップグレードしていただきました、ありがとうございます…!
客室一覧(クリックで閉じる)
部屋名 | タイプ | 面積 | フロア |
---|---|---|---|
デラックスルーム | キング/ツイン | 50㎡ | 2階 |
鷹峯デラックスルーム | キング/ツイン | 50㎡ | 3階 |
パノラマデラックスルーム | キング | 50㎡ | 3階 |
プレミアデラックスルーム | キング/ツイン | 50㎡ | 4階 |
温泉ガーデンルーム | キング/ツイン | 67㎡ (客室50㎡、 プライベートガーデン17㎡) | 1階 |
プールサイドテラスルーム | キング | 82㎡ (客室49㎡、 プライベートテラス33㎡) | プール階 |
ROKU スイート | ツイン | 100㎡ | 4階 |
PEAK スイート | キング | 100㎡ | 4階 |
写真付きの客室一覧は公式ページで確認できます
スイートも含め、部屋で温泉が楽しめるのは『温泉ガーデンルーム』だけのようです
ベッドルームはそこまで広くはありませんが、ゆとりのある広さ。
この奥のプライベートなお庭が見える、室内テラスには温泉が出るお風呂とテーブルセットがあります。
テーブルには、あられが置かれていました。
お風呂は洗面所・シャワーと繋がっていて、機能性もバッチリです。
洗面所は2つあり、広々と使えます。
個人的にはこの丸いボウルがツボ!
コップやハンドソープの入れ物もおしゃれ!
アメニティは引き出しの中にROKUの箱に入って敷き詰められていました。
化粧水セットは置いてありませんでしたが、リクエストすると持ってきてもらえましたよ。
ちなみにアメニティ類などのリクエストやルームサービスは、部屋のテレビモニターですることができます。
持ってきてもらう時間も設定できるのが便利!
ベッドの横にはミニバーが設置されています。
水、お茶とコーヒー、フルーツは無料です。
ポットはバルミューダ製。
バルミューダといえば、ベッドの横にあるのもバルミューダ製のスピーカー!音にライトがシンクロします。
お部屋に入ってすぐの場所にあるウォークインクローゼットは広々していて使いやすいです。
バスローブは肌に触れる内側がふっかふかで、今までに着たどのバスローブよりも気持ちよかったです。(プールの更衣室にも同じものが置いてありました)
もちろんパジャマもあります。
スリッパもふかふかで気持ちよかったので、持ち帰ってきました♪
こちらのトートバッグは売店で2000円で販売されていました。
翌朝は新聞のお届け。
今回、0歳の赤ちゃんと一緒に宿泊しましたが、事前に届いた予約確認メールの返信でベビーベッドをリクエストしていたので、最初から用意していただけていました。
ティーハウス
宿泊者は誰でも無料で利用でき、ラウンジの代わりになるような場所です。
エントランスの隣にあり、チェックイン/アウトで使う方もいます。
ティーハウス利用時間 7時〜21時 (利用無料)
時間内であれば、お茶やコーヒーを自由に楽しめます。
お茶は以下3種類から選べます。
- 黒豆ほうじ茶
- 生姜紅茶
- ミント煎茶
部屋に置いてあったものとは別の種類なのが、嬉しいですね!
コーヒーはデカフェ含む4種類の用意がありました。
好きなものを飲みながらゆっくり過ごすのも良いのではないでしょうか?
サマープール
公式HPにも大きく掲載されているので、ROKU KYOTOといえばサマープールを連想する人も多いのではないでしょうか?
屋外プールですが、天然温泉を使用しているので暖かく、年中利用できるそうです。
サマープール利用時間 8時〜21時 (利用無料)
※休日、繁忙期は事前予約制
基本は38℃、夏は気温を考慮して調整されるようです
利用は無料ですが、休日に宿泊する人は事前に予約が必要なので注意してください。
平日に宿泊する人は、部屋のモニターからリアルタイムで混雑状況を確認できるので、訪問の参考にすると良いです。
プールサイドにはサウナもあります。
寝そべられる椅子もあって、時間があればゆっくりしたかったです。
更衣室の中もおしゃれでした。(写真はありませんが、シャワー室もありました)
水も置いてあります!
ジム
ジムはサマープールや正面のチャペル、自然が見える場所にあります。
ジム利用時間 24時間 (利用無料)
スパ
別料金にはなりますが、スパトリートメントを受けることもできます。(予約必須)
今回、エクスペリエンスクレジットを使ってボティトリートメントを受けました。
心と体を浄化する簡単な儀式を行ってから(気が進まなければ断ることもできます)トリートメントを受けました。
丁寧な施術、サービスでとても気持ちよかったです。
全てのスパトリートメントメニューや料金は公式HPのこちらで紹介されています。
ROKU KYOTOのレストラン『TENJIN』
ROKU KYOTOにはレストランは1つしかないので、ホテル内で食べるなら選択肢はフレンチレストランの『TENJIN』というレストラン一択になります。
今回、ダイヤモンド会員特典で無料朝食が付いてきていましたが、ディナーも同じレストランでいただくことにしました。
決して安くはありませんが、大満足でした♪
ディナー
今回、私たちは赤ちゃんを連れていたので室内の席でしたが、大人だけのグループは緑の見える室内テラスのような席に案内されていました。
ディナーはアラカルトもありましたが、コースを注文しました。
メニューに記載してある料理名が食材を並べて書いているだけだったので、どんなものが出てくるのかはお楽しみでした。
まずはアミューズ。ホタルイカとウドをドレッシングで和えたものでした。
次に前菜の『マグロ 胡麻 アボカド』。うずらの卵のポーチドエッグがマグロやアボカドによく合いました!
次にアスパラのスープ『燻製サーモン グリーンアスパラガス エストラゴン』。エストラゴンというハーブのアイスクリームが上に乗っているのが特徴的でした。
魚料理は3つのうちから1つ選ぶスタイルで私は『メバル 浅利 マリニエールソース』を選択。外がカリカリのメバルにソースがよくマッチしていました。
夫は『真鯛 プティポワフランセーズ トリュフ』を選択。
写真だと伝わりにくいですが、横から見ると斜めに傾いた一般人は絶対使わないおしゃれなお皿に入っていました。
お肉料理も5つから選択。
私は『仔牛 リ・ド・ヴォー モリーユ茸』。ソースをたっぷりつけて食べるのが美味しい!
夫は『仔羊 ナヴァラン 京かぶ』。添えられている脇役たちもしっかり美味しい。
デザートは4種類からの選択でした。私は『宇治抹茶 白ごま プラリネ』。
期待通りのクオリティで白ごまアイスとナッツのムース、抹茶パウダーの組み合わせが最高でした。
夫は『春キャベツ 柑橘 ティラミス』。
キャベツのスイーツとは…?とドキドキしていると度肝を抜かれるビジュアルのスイーツが石のような皿に乗ってやってきました。
春キャベツのアイスクリームに春キャベツチップが添えられるという春キャベツをふんだんに使ったスイーツ。とても美味でした!
食後の温かい飲み物と一緒にいただきました♪
朝食
ヒルトンゴールド会員以上は、本人+1名が無料になります。(通常料金 6,300円)
朝食はハーフビュッフェスタイルで、メインディッシュを1つ注文して、おかずや飲み物がビュッフェ形式になっています。
私は京豆腐のステーキを選びました。上品で美味しかったです。
カボチャの冷製ポタージュも一緒に運ばれてきました。これも美味。
夫はエッグベネディクトをチョイス。京都美山産鹿肉のラグーソースがかかっている変わり種でしたが。
バイキングコーナーはそんなに大きくはないので、少なめにすれば全種類制覇できそうな感じ。
和食中心のバイキングで、どれもとても美味しかったです。
アメリカ帰りの一発目のホテルだったので、かなりバイアスが掛かってるかもしれませんが;
チーズバーの横には、やたら種類豊富な調味料たち。
ジュースは左から、『ジンジャー&グレープフルーツジュース』『フレッシュオレンジジュース』『自家製グリーンベジタブルジュース』『自家製トマトジュース』です。
どれも美味しかったのですが、特にトマトジュースが一般的なものとは全然違ってフルーティーで甘かったのでびっくりしました!
パンは4種類ほどあり、特にカレーパンが美味しかったのでおかわりしました。
コーヒーはデカフェのカプチーノにしてもらいました♪
中身の量に対して器が豪華すぎるジャムは3種類。たしか、梅、蜂蜜、ブルーベリーだったかと。
お米が見当たらなかったのですが、言ったらもらえたのでしょうか…?謎。
こんな感じでディナーと朝食を紹介しましたが、写真を見る限りアフタヌーンティーのクオリティも相当高そうなので、次回は試してみたいです。
ROKU KYOTOの赤ちゃん連れへの対応
赤ちゃん用のアメニティ
今回、0歳児を連れていくため、事前にベビーベッドの手配をお願いしていました。
チェックイン時に部屋にベビーベッドが置いてあったのはもちろんのこと、オムツ用のゴミ箱、ベビーバスなどそのほかのアメニティも置いていただけていました。
まだ歩ける年齢ではありませんが、子供用のスリッパも用意してありました。
また、ティーハウスとレストランの間には綺麗な授乳室もあり、館内はバリアフリー設計になっており、小さい赤ちゃんを連れているゲストにも優しかったです。
ベビーシッターサービス
また、ベビーシッターを手配してもらうこともできるそうで、参考までに価格を記載します。
- 2時間 8,000円
- 3時間 12,000円
- 4時間16,000円
- 延長料金は15分ごとに2,200円
- シッター交通費 1,100円(22:00以降は3,300円)
- 夜間(20:00~翌9:00)は別途料金: 2,000円/1時間
- 沐浴オプション:2,500円 /1回
シッターさんは自分で手配するのもOKだそうで、その場合はホテルにシッターさんの情報をあらかじめ伝える必要があります。
まとめ
今回、初めてヒルトンのLXR『ROKU KYOTO』に宿泊して、大変満足できました。
無料で宿泊しているにも関わらず、温泉付きの部屋にアップグレードしていただけて嬉しかったです。
新しいホテルなので、内装もキレイでおしゃれでした。
ただ1点、ROKU KYOTOの宿泊者は同じしょうざんリゾート内にある日本庭園に無料で入場することができるそうですが、案内がなかったので行きませんでした。
事前に知っていたら行っていたと思います。残念!
トータルすると、また京都に行くことがあればぜひ宿泊したいと思える素晴らしいホテルでした♪
今回、宿泊費はヒルトンポイントで支払ったため完全に無料になりました♪
特にアメリカ発行のヒルトンカードは特典が素晴らしいので、興味のある方はぜひ以下の記事を読んでみてください。
それではまたお会いしましょう!See ya!!