【本物を感じる】キーンランドで競馬を楽しむ(ケンタッキー州レキシントン)
レキシントンは競走馬の飼育が盛んな場所で、日頃から至る所で馬を見ることができます。
また、キーンランド競馬場では、毎年4月と10月に大会が開催され、賑わいを見せます。
我々は競馬には興味がありませんでしたが、せっかく本場に住んでいるので見に行ってみることにしました。
- 入場券の買い方
- 基本情報(場所・駐車場・服装・持ち物)
- 馬券の買い方
- 素敵なお土産
キーンランド(Keeneland)
日本で競馬と聞くと、おじさんたちのギャンブルというイメージがあります(個人的見解です)が、キーンランドは違います。
一種のパーティーのような位置づけで、ちょっとしたおしゃれをして出かける特別な場所です。
ギャンブルといえばギャンブルなのですが、子供も入場できるので家族で楽しめます。
札幌で行われる「キーンランドカップ」という大会がありますが、ここが起源です。
開催日
毎年4月と10月の水曜日~日曜日に開催されます。
シーズンになるとHP上にアップデートされます。
入場券の値段・買い方
入場券はオンラインで購入でき、開幕の1ヶ月くらい前から買えるようになります。
最終日だけは値段が高く設定してあります。
- General Admission Tickets:立ち見席
- Reserved Grandstand Tickets:屋根付きの指定席
- Lexington/Kentucky Room:食事をしながら見られる観覧席
迷われるであろう、2つについて詳細を記載しておきます。
General Admission Tickets:立ち見席(7ドル)
レースコースの柵ギリギリの場所に見ることができるので、迫力満点です。
ベンチも設置されているので、何時間も立ちっぱなしということにはなりません。
混んでいる日はベンチに荷物を置いて場所取りする人も多いので、持っている方はキャンプ用の椅子などを持ってくると良いです
Reserved Grandstand Tickets (15ドル〜25ドル)
屋根付きの指定席です。
私たちが行ったのは生憎のぐずついた天気の日だったので助かりました。
また、この席には上記のGeneral Admission Ticketsの料金も含まれているので、自由に行き来できます。
チケット購入方法
下記リンクページから好きな席を選んで、クレジットカード情報を入力後、メールが届いたら完了。
土日はGeneral Admission Ticketsでも早々に完売してしまいます。
チケットは印刷するかモバイルチケットをダウンロードしましょう。
場所
空港の目と鼻の先です。
アクセスが良いので遠方からの観光地としても向いていそうです。
駐車場
13時レース開始で、11時から開場しています。
早く来ると、ちゃんとしたアスファルトの駐車場に停められます。
でも、来るのが遅いと・・・土や芝の臨時駐車場になります。
この日はぬかるんでいたので、やっと日の目を浴びたブーツが汚れました。
大型バスやリムジンもたくさん停まっており、規模の大きさが伺えます。
服装
ドレスコードはありませんが、おしゃれをしてくる人が多いです。
上の駐車場の写真のお兄さんたちも、ジャケットを着ていますね。
この地域(のような田舎)ではおしゃれをしている人を見ることはあまりなかったので、新鮮でした。
いつも通り、ジーパンにTシャツという人も大勢いますが、せっかくなので雰囲気に乗っかっちゃいましょう!
持ち込み禁止物
お祭りのような雰囲気ですが、アルコールの持ち込みは禁止されており、中で買わなければなりません。
液体物も禁止されていたようだったので、持っていた飲み物はその場で捨てました。
アメリカ人はどこにでも犬を連れて行くイメージですが、キーンランドではわんこの入場は禁止です。
簡単な持ち物検査と空港で見るようなセキュリティチェックがあります。
キーンランド競馬を観戦
観覧席の様子
立ち見席、指定席ともに人で賑わっています。
売店
食事はこちらで購入可能です。
多くの人が手にしていたビールも7ドルと、意外と良心的な値段です。
私たちはバーガーキングで腹ごしらえしてきたのでパス。
馬券を買う
ただ観戦するだけでも問題ありませんが、せっかくなので馬券を買ってみることに。
どの馬に賭けていいか全くわからないとき
この窓口でパンフレットを4ドルで購入できます。
エントリーしている馬の戦績や体格などが記載されていますので、参考にしてください。
さて、馬券の購入方法は3つあります。
- 窓口
- 券売機
- アプリ
当たった馬券はレース終了15分後くらいから、窓口で換金できます。
窓口
時間帯にもよりますが、混み合います。
何を買えばよいかわからない私たちは時間がかかりそうなので、セルフの券売機へ。
券売機
券売機で、現金・カード・他の馬券を買った際に出てくるおつり替わりのバウチャーが使えます。
使用できるカードは制限があるので、現金を持ってきた方が良いです
10セントから挑戦可能です。
また、現金を挿入した際にはおつりは戻ってこず、代わりに次の馬券を買うときに使えるバウチャーが出てきます。
- WIN:選んだ馬が1位になれば勝ち
- PLACE:選んだ馬が1位か2位になれば勝ち
- SHOW:選んだ馬が1位~3位になれば勝ち
- EXACTA:上位2頭の馬を予想する
- TRIFECTA:上位3頭の馬を予想する
この日はコンディションが悪かったので、棄権が多かったです。
「SCR」は棄権のため選べないようになっています。
レース
レースは30~40分置きに行われます。
10分か15分前くらいになると、次のレースに出る馬たちが中庭に出てきます。
※この時点では馬券はもう買えません、つまり馬を見てから馬券を買うということはできません。
そして、トランペットの音が鳴ると前庭から競走馬たちが移動し、係員の乗った馬と1組になってコース上を少し歩きます。
(何の意味があるのかはよくわかりません;)
あえてモノクロで撮ってみました。
そして、いよいよスタート目前となり、馬たちがゲートに整列します。
馬が言うことを聞かなかったりして、若干レース開始予定時刻から遅れることがあります。笑
そして、全員が揃うとすぐにスタート!
「位置について」のアナウンスやスタートのピストル音は無く、いきなり静かに始まります笑
開場いっぱいに観客の歓声が響きます。
指定席から見るとこんな感じ。
どちらも、トラックの向こう側にいる時は見えないので、モニターを見ながら応援します。
「勝てば何か買ってあげる」と言われているのか、子供たちも声を張り上げて応援していました。
日によって異なりますが、私たちが行った日は10レース行われました。
最初から最後まで全部見ても良いですし、途中から来たり、途中で帰っても構いません。
お土産
敷地内に何個かお土産屋さんがあり、どこもレースの合間に寄ることができます。
中庭近くのドア付きのショップが1番大きいです。
こちらは入口横のショップ。
こちらは、中の大きなショップ。
コップやグラスなど、使い勝手の良さそうなものがいいですね。
私たちが購入したのは、このコースター。
馬蹄の形をしていて、真ん中部分は革という、かっこよくかつキーンランドらしいデザインです。
1個26ドルもしましたが、満足しています。
まとめ:一度は本物を体験してみたい
レキシントンが誇る馬の本気を見られる良い機会です。
アクセスも良いので、お近くにお住まい・お越しの場合はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
※ギャンブルを勧めているわけではありませんので、自己責任でお願いします
ケンタッキーの馬をのんびり見たいという方は、こちらがおすすめです。
それでは、またお会いしましょう! See ya!!