【アメリカで出産】赤ちゃんのアメリカのパスポート・Birth Certificate申請方法
こんにちは、アメリカで出産したつきユカです。
アメリカで出生した子供はアメリカ国籍を取得でき、アメリカのパスポートが取れます。
出産したばっかりでバタバタしてるし手続きがめんどくさそう
必要書類を集めたりすることを加味すると、最低1ヶ月〜2ヶ月程度かかります!私の体験談をシェアするので参考にしてください♪
この記事では16歳以下の子供がアメリカのパスポートの新規申請する方法を紹介します。
二重国籍の子供にアメリカのパスポートは必要?
アメリカで生まれた人=つまりアメリカ国籍を保持する人は、アメリカを出入国する際にはアメリカのパスポートを利用することが義務付けられています。
よって、アメリカ国外旅行の予定がなければすぐに申請が必要なものではないですが、駐在員の方などいずれ日本に帰る方は申請が必要になります。
日本国籍しか持たない親は、当然日本のパスポートを使ってアメリカを出国し日本に入国します。
一方で二重国籍の赤ちゃんは、アメリカのパスポートを使ってアメリカを出国し、日本のパスポートを使って日本に入国します。
出生証明書(Birth Certificate)を取り寄せる方法
パスポート申請の説明に移る前に、申請に必要な出生証明書(Birth Certificate)を取り寄せる方法を紹介します。
アメリカの出生証明は、入院した病院で書類を記入すると手続きは病院が全部やってくれます。
地区にもよると思いますが、退院から1,2週間もすれば登録が済んで、取り寄せ申請ができるようになります。
届いた出生証明書を見ると、退院から4日後に登録完了していたようです
費用
- 手数料15ドル
- 1枚5ドル
申請するごとに手数料がかかるので、まとめて何枚か請求しておいた方が良いです。
直近で必要になるのは、以下のケースですがうまくやれば最低1枚で済みます。
- アメリカのパスポート(返却される)
- 日本の出生届(医師のサイン付き出生証明書で代用可能)詳細
- 日本のパスポート
①アメリカのパスポートを申請する際にはアメリカの出生証明書が必要ですが、後で郵送で返却されるので、そのまま他の申請に回すことができます。
また、②日本の出生届については、他の書類で代用することもできます。※入院時に担当医に記入してもらう必要あり。詳しくは下記の記事をご覧ください。
請求方法
- オンライン
- 窓口
- 郵便
どれも料金は変わらないので、オンラインが1番簡単でおすすめです。
請求方法(オンライン)
※地域によってシステムが異なる場合があります
IDは写真をアップロードしなければいけません。
速達にしなくても1週間程度で届きました!
アメリカのパスポートの申請方法
16歳以下の子供のパスポート申請方法は以下のサイトで説明されています。
必要なもの
- フォームDS-11
- 出生証明書とそのコピー
- 両親のIDとそのコピー
- パスポート用の写真
- 申請費用
フォームDS-11はこちらのURLからオンラインで記入したものを印刷し、持参します。
ただし、サインをする欄は空欄のままにしておきます。
DS-11記入内容(クリックで開く)
- ソーシャルセキュリティーナンバーを取得していない場合は000-00-0000と記入
- occupation(職業)の欄はChildと記入
メールアドレスと電話番号はもちろん親のものでOKです。
※2週間以内に海外旅行の予定がある場合は通常の方法では申請できません。
STEP4で記入したものと同じでOKです。
初めて申請するのでNoneを選択。
母親は結婚前の旧姓を記入します。
この後に出る、”List all other names you have used”(過去に使っていた名前)は無記入でOKです。
記入が終わって提出ボタン(Submit)を押すと、パスポートタイプの選択に移ります。
パスポートブックとパスポートカードという2つの種類があります。
パスポートカードの方が安くて良いと思ってしまいますが、パスポートカードは利用条件が限定的で、飛行機を使った出入国には使えません。よって、申請すべきはパスポートブックです。
パスポートブックがあればパスポートカードは特に必要ないので、記念に申請したい人はするという感じでしょうか?
通常のプロセスだと7週間ほどかかり、急ぎにすると3週間ほどで手元に届くと言われましたが、通常料金でも3週間で届きました。
とはいえ、費用が結構かかるので余裕を持って申請するのが良いですね。
支払いはオンラインではなく、現地で行いました。
申請費用
上記の画面でも説明した通りですが、改めて紹介します。
- パスポートブック 100ドル
- パスポートカード 15ドル
- 手数料 35ドル
- 写真撮影 15ドル
- 急ぎ対応 60ドル
- 速達 19.53ドル
また、USPS現地での支払いに使えるのは現金・チェック・デビットカードのみで、クレジットカードは使えませんでした。
申請場所と予約
パスポートの申請場所はこちらのリンクから検索・予約でき、予約は1ヶ月前から受け付けています。
申請場所はUSPSが中心で、一部の申請場所では有料でパスポート用の写真も撮ってもらえます。(Photo On-siteにチェックを入れて検索)
写真を撮るだけで15ドルは高いとも思いましたが、新生児を連れて写真を撮るためだけに外出したり、下手すると規定を満たしてないので受け付けられないと言われる可能性があって面倒なので、申請場所で撮れるところを選択しました。
また、申請には両親揃って行かないといけないので、2人ともの予定が合う日時に予約を取ることに注意してください。
一部の申請場所では土曜日も受け付けています、探してみてください。
実際に申請しに行った感想
私たちは写真も撮ってもらえて、かつ土曜日に予約が取れるUSPSに行きました。
10分前に来るように記載があったので従いましたが、実際は朝1番の予約(10時)でオープンと同時に始まりました。
その分、待ち時間はなく20分以内に全て終わりました。
写真撮影は白い壁をバックにして、親が子供の体を支えて局員の人が写真を撮ってくれるというスタイルでした。
首も据わっていないし、目を開けて視線をカメラに向けるのが難しいので苦労はしましたが、なんとか規定の写真を撮ることができました。
申請用紙に貼り付けるものと予備に1枚くれたので、日本のパスポート申請に使えそうです。
正直、これで15ドルは高いな〜という印象でしたが、自分で撮って行ってやり直しになるくらいなら我慢できるかな?
パスポートは3週間で届いた
パスポートは有料の急ぎ対応にはしませんでしたが、申請から約3週間で届きました。
また、普通郵便ではなくちゃんとプライオリティメールでした。
提出した出生証明書はさらにその1週間後に別の封筒で届きました。(こちらは普通郵便)
結果的に3週間で届きましたが、早く届く保証はないので渡航予定がある方は早め早めの行動が大事ですね!
それではまたお会いしましょう!See ya!!