こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
カリフォルニアを訪れる機会があり、念願のナパバレーに行ってきました。
ナパバレーには数多くのワイナリーが立ち並んでおり、飲める量も考えると、どこに行こうか迷ってしまいますよね。
この記事ではワイン好きなら絶対に行っておきたい、ナパバレー最高級の『Opus One(オーパスワン)』のワインテイスティングの様子をレポートします。(22年4月訪問)
この記事はこんな方におすすめ
- オーパスワンのワインテイスティングの内容が知りたい方
- オーパスワンのワイナリー見学の様子が知りたい方
ナパバレーのOpus One(オーパスワン)とは?

アメリカのワインといえば、カリフォルニアのナパバレー(Napa Valley)やソノマ(Sonoma)が有名です。
Opus Oneはナパバレーの中でも最高級のワインメーカーで、日本で買おうとすると1本5万円程度超高級品です。(750mlのフルボトル)
とても気軽に買えるワインではありませんが、ワイナリーでのテイスティングなら1人100ドルということで、思い切って参加してみました。

テイスティングだけで100ドルとは・・・!
Opus Oneは1978年にカベルネソーヴィニヨンに基づくボルドー風ブレンドを作る合弁事業としてシャトー出身のフィリップ・ド・ロッチルト男爵とロバート・モンダヴィによって設立されました。
ロゴには二人の顔が重なった姿が描かれています。
創設者の1人、ロバート・モンダヴィのワイナリーはOpus Oneから1分ほどの距離にあります。
Opus Oneという名前は音楽用語で「作品番号1番」という意味で、「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなもの」と考えられて名付けられたそうです。
Opus One(オーパスワン)の楽しみ方・ワインテイスティング

Opus Oneでは完全予約制でテイスティングを行っています。
テイスティングの予約をしていなければ、ワイナリーの見学だけで立ち入ることもできません。
また、21歳以下は小さな子供であってもワイナリーに入れないので注意してください。
Opus Oneのテイスティングコースと予約方法
コースは2つ用意されています。
テイスティングコース
- コートヤード 100ドル
- パートナーズルーム 200ドル
①コートヤード | ②パートナーズルーム | |
---|---|---|
税抜き価格(1人あたり) | 100ドル | 200ドル |
ワインとおつまみの種類 | 2種類のヴィンテージワイン、1種類のオーバーチュアワイン(※) | 1種類のヴィンテージワイン、2種類のライブラリワイン(寝かせたもの) |
ヴィンヤードツアー | なし | あり |
醸造ツアー | なし | あり |
※Overture(オーバーチュア)、音楽用語で「序曲」を意味するノン・ヴィンテージのセカンドワイン(価格も低め)
予約と支払いはオンラインで簡単に行えます。
日本語ページもあるので、安心して申し込みができます。
私たちが予約したのは100ドルのコートヤードコースですが、十分満足できました。
テイスティングまでの流れ・ワイナリー

予約客以外は、敷地に入れないようにしているので、入場ゲートは閉まっています。
その場で電話して開けてもらいましょう。
I have a reservation at 10 am for 2 under the name of ○○.
10時に2名で予約している○○です。
電話番号は入口の看板に記載してあります。
日本人スタッフの方もいらっしゃるので、運が良ければその方が電話に出てくれるかもしれません。

入場ゲートから建物&駐車場までの道は、両脇がブドウ畑でびっしりです。
建物の両側に駐車場があります。
宮殿のような立派な建物です。

混み合っていなければ、高級ブティックのようにドアを開けてくれます。
受付を済ませたら早速テイスティングの会場に移動します。
Opus One(オーパスワン)のワインテイスティング(コートヤードコース)
それでは、お待ちかねのテイスティング内容をご紹介します!
ワインテイスティング(コートヤード)の内容

先述の通り、ワイン3種類とおつまみが出されます。

時期によって内容は異なりますが、私たちが訪問した4月中旬に提供されたのは以下の通りです。
- OVERTURE(セカンドワイン)
- 2016年ヴィンテージワイン
- 2018年ヴィンテージワイン
飲み終わるまで待ってもらうことも、全部まとめて持ってきてもらって飲み比べることもできます。
私たちは飲み比べたかったので全部持ってきてもらいました。

さすが、全部おいしいです
各グラス、少し飲んだ状態での写真です。
普通のレストランで注文するグラスワインくらいの量が入っているので、3杯飲むと普通に酔っぱらいます。笑

セカンドワインのOVERTUREでも150ドル以上する高級ワインなので十分おいしいです。
2016年には干ばつがあり、生き残ったブドウで造ったので強いワインだと説明されましたが、確かに2018年に比べるとパンチが強かったです。
ワインの説明は全て英語ですが、日本語の冊子とテイスティングしたワインの説明書もいただきました。

「2012年のワインも試してみるか?」と聞かれましたが、なんと1杯30ドルもしたので、既に酔っぱらっていたこともあり注文しませんでした。
ワインテイスティングの座席
私たちは朝イチの10時に予約して、好きな席を選びました。
天気の良い日には、このパラソルの下でお庭を眺めながらワインを飲むのは最高です。

天候が悪い日や冬場、パラソルの席が空いていない場合は室内になります。
机と椅子は屋外のものと同じでした。
ここでテイスティングが行われているのかはわかりませんが、こんな部屋もありました。

可能な限り朝に予約して、好きな席で楽しむのがおすすめ
途中、2階のテラスに行っても良いと言われたので、グラス1つを手にテラス席も行ってきました。

ここから見える景色も美しいので、ぜひ行ってみてください。

Opus One(オーパスワン)の基本情報
7900 St Helena Hwy, Oakville, CA 94562
営業時間 毎日 10:00~16:00
駐車場あり、EV充電器あり
※完全予約制、21歳以下は入場不可
まとめ:Opus Oneは一度は訪れたい場所
この記事では、ナパバレー最高級ワインのOpus Oneのテイスティングの様子をお伝えしました。
テイスティングの量も多かったので、1本5万円は手が出なくても、100ドルで3種類味わえるのはなかなか良いと思います。
ワイン好きの方はぜひ行ってみてください。
予約必須ですので、お忘れなく。
Opus One創設者の1人、ロバート・モンダヴィのワイナリーは少し敷居が低めでおすすめです。
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おすすめ【22年訪問記】ロバート・モンダヴィ|ナパバレーおすすめワイナリー(Robert Mondavi)
それでは、またお会いしましょう!See ya!!