タークス・カイコス諸島|シュノーケル旅行におすすめなカリブ海のリゾート
こんにちは、アメリカミシガン州在住のつきユカです。
【手軽に・無料で】楽しめるシュノーケルにどっぷりハマった夫つきナオが、さまざまな英語サイトを駆使して見つけてきたのがタークス・カイコス諸島(Turks and Caicos)です。
はじめて聞いた名前ね!
夫がいなかったら存在を知らずにアメリカ生活を終えるところだった…感謝!
タークス・カイコスの基本情報や楽しみ方をお伝えしますね。
以前、ジャマイカに行った時に飛行機から見えた海がとても綺麗だったのがバハマなんですが、シュノーケルスポットとしてはイマイチなようで。
綺麗な海でシュノーケルもちゃんと楽しめる場所で、同じくアメリカ本土から行きやすいタークス・カイコス諸島に行ってみることにしました。
- タークス・カイコス諸島の基本情報
- おすすめシュノーケルスポット
- 旅行する時の注意点
タークス・カイコス諸島の基本情報
見てください!このエメラルドグリーンの海を。遠浅で透明度が高いと、このように綺麗に見えるそうです。
次の写真なら、海の綺麗さがもっとわかるかもしれません。
左側の青色の海が日本周辺で見えるような海の色と同じ感じで、右側のタークス・カイコスのエメラルドグリーンがわかるのではないでしょうか?
タークス・カイコス諸島はアメリカ本土(南東部)から飛行機で3時間ほどの場所にあるイギリス領の島々です。
全部で40の島で構成されていますが、人が住んでいるのは8つだけで、人口は約5万人とかなり小規模な島です。
場所
タークス・カイコス諸島はカリブ海にある島々で、今回私たちが行ったのは、アメリカからの直行便もある『プロビデンシアリス島(Providenciales)』です。
他の島に行くにはプロビデンシアリス島で飛行機を乗り継ぐことになります。
ただ数日間の旅行であるなら、プロビデンシアリス島だけで十分だと思います。
なぜなら、プロビデンシアリス島にあるグレイスベイビーチ(Grace Bay Beach)は度々世界のベストビーチにランクインする場所だからです。
気候・ベストシーズン
1年中暖かく、寒さを感じずに海に入ることができます。
1年の平均気温 | 26℃ |
1年の平均降水量 | 83cm |
雨季 | 4月〜7月 |
ハリケーン | 8月〜11月 (大半が8月終わり〜9月上旬で上陸することは滅多にない) |
ベストシーズンは12月〜3月ということになりますが、あまり気にしなくて良いでしょう。
私たちが行った7月中旬は1日の最低気温が29℃、最高気温が30℃で寒暖差がなくとても安定していました。
一度だけ強い雨が降りましたが、10分ほどで止んで、その後すぐに乾いていました。
カリブ海の雨季はあまり神経質にならなくても大丈夫です
ビーチの近くで湿気もあるので『とても過ごしやすい』とは言えませんが、体感では日本の暑い夏よりは随分マシだと思いました。
日差しはすごく強いです。いつも以上にこまめに日焼け止めを塗り直すと良いでしょう。
言語・通貨・チップ
イギリス領ということもあり、公用語は英語です。
私たちが話した人たちは、みんな訛りがなく聞き取りやすかったです。(イギリス領だけどもアメリカンアクセントだと思います)
通貨はアメリカドルを使っているので、アメリカから旅行する場合は両替の必要はありません!
とはいえ、レストランやスーパーでもクレジットカードが使えたので、チップを渡す時にしか現金は使いませんでした。
直行便
公式サイトにプロビデンシアリス国際空港(PLS)への直行便マップが載っていました、参考にしてみてください。
アメリカ・カナダからのフライト一覧(クリックで開く)
出発地 | フライト時間 | 航空会社 |
---|---|---|
Atlanta (ATL) | 3:05 | Delta |
Boston (BOS) | 3:40 | JetBlue |
Charlotte (CLT) | 3:00 | American |
Chicago (ORD) | 4:40 | United |
Dallas (DFW) | 4:30 | American |
Miami (MIA) | 1:55 | American |
Montreal (YUL) | 4:10 | Air Canada |
New York (JFK) | 3:30 | JetBlue, American, Delta |
New York (EWR) | 3:45 | United |
Philadelphia (PHL) | 3:25 | American |
Toronto (YYZ) | 4:00 | Air Canada, WestJet |
私たちはデルタ航空を使いたかったのでアトランタ経由で行きました。
ちなみに飛行機の乗降は小さい空港にありがちな、外を歩かされるパターンです。
ビザ
日本・アメリカのパスポートをお持ちの方はビザなしで90日間滞在可能です。
電圧
120Vです。
アメリカから持ち込んだものはそのまま使えますが、日本から持ち込んだものは一部変圧器が必要になります。
食文化・名産物
バハマと地理的に近いことから、食文化が似ています。
名産物はコンク貝(conch)、アメリカ南部で食べられるグリッツ(grits:とうもろこしの粒を粉砕したもの)があります。
それ以外は、基本的にアメリカとあまり変わりません。
↑上記の写真はフリー素材のものですが、実際にシュノーケルしている時に生きているものを見つけました!
交通事情・レンタカー
英語表記されていない免許しか持っていない場合は、国際免許が必要になります。(日本発行の免許は国際免許が必要、アメリカ発行の免許ならOK)
日本と同じ左側通行、道路標識の速度はキロメートル表示ですが、ほとんどの車がアメリカから輸入された中古車のため左ハンドルでマイル表示になっていることに注意しましょう。
また、頻繁にラウンドアバウトがあります。慣れていない人は少し怖いかもしれません。
レンタカー業社によっては基本料金に対して保険料や様々な手数料を強制的に上乗せしてきます。口コミを参考に業者を選ぶと良いでしょう。(参考)
駐車場代は無料のところが多いですが、ガソリン代が高いです。
私たちはシュノーケルスポットまでホテルの無料レンタルバイクを使って片道20〜30分かけて行きましたが、自信がない人や子供を連れている人はレンタカーを借りると良いと思います。(ホテルのレンタバイクは大人用サイズしかないため)
タクシー・乗合バス
タークス・カーコスのタクシーはVIP用の大型のSUVであることが多く、200ドルくらいします。
空港・ホテル間移動で私たちはこちらの乗合バスを利用し、往復で1人40ドルでした。(行きは貸切、帰りは他1組と乗合)
家族連れで人数が多い場合は良いですが、夫婦での旅行なら乗合バスがおすすめです。
1つしかない空港の出口にはタクシーやバスに乗る待合スペースがあります。
個人的にドライバーと連絡が取れていれば良いですが、そうでない場合はここにいる係員に声をかけるとスムーズです。予約している運行会社に連絡を取ってくれました。(おそらく新規で手配もしてくれます)
物価
高いです。普段アメリカで生活していてもそう感じました。
公式サイトに目安が載っていたので、最近のミシガンと比較してみます。
品目 | タークス・カーコス | ミシガン |
ガソリン(ガロン) | $6.11 | $3.7 |
コーンフレーク(340g) | $12 | $5-7 |
牛乳(1.89L) | $8 | $2-4 |
食品は物によりますがアメリカ(ミシガン)と比較して2〜3倍かそれ以上、レストランは1.3〜1.5倍で量が少ないという具合でした。
観光地だから仕方ないけど、予想以上でびっくり!
雰囲気
元々人口が少なく、旅行者の数もカンクンなどの他のリゾートに比べると少ないので、全体的に静かで落ち着いています。
リゾート地での人混み、ビーチパラソルの取り合いにうんざりする人にはとても良い場所だと思います。
ちなみに宿泊したのは以下2つのホテルです。
おすすめシュノーケルスポット
私たち夫婦が実際に行ったシュノーケルスポットを動画付きでご紹介します。
なお、スポットは公式サイトを参考にしました。
シュノーケルセットは自分で用意しましょう。(ホテルによっては有料の貸し出しがあるかもしれませんが、自分で買ってもそんなに高いものではないです)
The Bight Reef(Coral Gardens)
名前の通り、珊瑚礁がきれいな場所で、その周りにはたくさん魚がいます。
ウミガメ、アカエイ、トランペットフィッシュなどが見られました
公式サイトでも紹介されている通り、ミノカサゴ(lionfish)もいました。刺されると痛いので刺激しないようにしてください!(何もしなければ襲ってきません)
アクセス
看板が立っているところを曲がると、そのまま駐車場につながっています。
駐車場はあまり広くありませんが、ビーチへのアクセスは良いです。
シュノーケルスポット詳細マップ
下記が公式サイトに掲載されている詳細マップです。
KEEP OUTの場所は珊瑚礁の高さがあり、人が泳ぐと触ってしまう恐れがあるためロープが張ってありますが、それ以外の珊瑚礁は上方を泳ぐことができます。
ロープの周りだけでなく、ぜひ他の珊瑚礁も見に行ってください。
Smith’s Beach
Smith’s Beachは先ほど紹介したThe Bight Reefより少しアクセスが悪いためか、より人が少ないです。
アクセス
West Beachアクセスから入る場合、Googleマップの道順通りに行けば良いのですが、終盤で私有地のように見える場所を通らないと行けないので不安になります。でも、ここであってます。
小さな駐車スペースの奥にこの看板が立っていますが、この場所でシュノーケルをしようとしても全然魚はいませんし、水上ボートの出発地が近くにあるので危ないです。
この看板を右に曲がり、まっすぐ5分くらい歩きます。
Smith’s Reefは海岸線上に岩がゴツゴツあるので、裸足ではなくマリンシューズや靴で歩くと良いです。
見にくいですが、うきが並んでいるスポットがシュノーケルスポットで、ホテルの前に下記の看板も立っています。
シュノーケルスポット詳細マップ
どこの入り口から入っても、REEFの場所を目指してくださいね。
まとめ
カリブ海にあるイギリス領、タークス・カイコス諸島の概要とシュノーケルスポットをご紹介しました。
カリブ海のリゾートといえばメキシコのカンクンがまず浮かびますが、タークス・カイコスもすごくよかったので超オススメです。
海の透明度やリゾートの落ち着きはタークス・カイコスが勝っているように思いますが、食事はカンクンのほうがよかったです。
カンクンと比べてどちらがいいかは何を重視するかで結論が変わる!
アメリカからは直行便もいくつかあり、行きやすいかと思います。駐在中の方はぜひ検討してみてください!
最後にこの記事で何度も参考にさせていただいた公式サイトがとても充実しているので、旅行前に気になるところは読んでみてください。
それではまたお会いしましょう!See ya!!