【世界遺産】メキシコおすすめ観光地|カラフル都市グアナファトの見どころ
こんにちは、アメリカケンタッキー州在住のつきユカです。
ディープなメキシコを楽しんでみたい方におすすめなのがグアナファト。
小さな街ですが、世界文化遺産に登録されているとても美しい風景と、メキシコの本場感が味わえる場所なんです!
1年弱グアナファトに住んでいたつきナオ(夫)の徹底リサーチの元、再訪してきたのでレポートします。
- 美しい街グアナファトの観光地を知りたい方
- 日本人があまり行かない観光地に行ってみたい方
- メキシコ・グアナファト観光の注意点が知りたい方
- スペイン語に自信がないけどグアナファトを観光したい方
メキシコのグアナファト(Guanajuato)とは?
メキシコに数多く存在するコロニアル都市の中でも最も美しく、1988年に世界文化遺産に登録されました。
歴史的建造物やメキシコらしいカラフルな家々が立ち並んでいて、どこを歩いていても楽しいです。
現在は観光都市となっている一方で、芸術や学生の町として知られ、街全体が活気に溢れています。
観光客が多いこともあり、メキシコの中では治安は良いですが、日本人観光客はほとんどいません。
グアナファトの場所・アクセス
最寄りの空港は、首都メキシコシティから飛行機で1時間のレオン空港(Leon)です。
レオン空港からグアナファトまではタクシーで30~40分かかります。
グアナファト(Guanajuato)観光時の注意点
別記事【必見】メキシコ|グアナファト観光時の注意点(治安・お金・言語)でご紹介しています。
グアナファト(Guanajuato)のおすすめ観光地
観光スポットのほとんどは狭い中心地にあるので、主要スポットを回るだけであれば1日、少し離れたところも含めてじっくり観光しても2日あれば十分です。
バシリカ(Basilica)・ラパス広場(Plaza de la Paz)
目を引く黄色い建物がバシリカで、その前に広がるのがラパス広場です。
グアナファトの中心地であり、旅行会社や銀行も多く集まります。
また、道が混み合う前の朝方であれば、ラパス広場でタクシーも簡単に捕まえられます。
ピピラの丘・ピピラ記念碑(Monumento al Pipila)
美しいグアナファトを一望できる展望スポットです。
昼間・夕暮れ・日没後それぞれの美しさがあります。
私が1番好きなのは昼間です。
暑くて丘を登るのも大変ですが・・・
丘の頂上に像が建てられているピピラは、メキシコ独立戦争の英雄のひとりだそうです。
中心地からは有料のケーブルカーもありますが、急な坂道・階段を15~20分ほど歩いてもアクセスできます。
道中の家もカラフルだったり、かわいいタイルを使っていたりして魅力的なので、徒歩をおすすめします。
ピピラの丘にアクセスできる道は複数あります。
中心地からもピピラ像が見えるので、それに向かって階段を登ってみてください。
口づけの小道(Callejon del Boso)
市街は山の斜面に建てられ、住居の間隔は大変狭く、向かい合う家のバルコニーから恋人たちがキスもできるほど近いということから、「口づけの小道」と呼ばれています。
実際に、犬猿の仲だった家同士の息子と娘が恋に落ち、こっそり窓からキスを交わしたという伝説もあります。
朝に行けば空いており、上記のような写真を並ばずに撮ることができますが、昼以降は大変混み合い列を作るので早めに行くことをおすすめします。
混んではいるものの、昼間はバルコニーに登ることも可能です。
フアレス劇場(Teatro Juarez)
玄関は古代ギリシア風、内部も金がふんだんに使用された豪華な建物で、現在も劇場として使用されています。
夜は不定期にコンサートも行われているので、時間があれば観覧してみるのも良いでしょう。
すぐ隣にあるサンディエゴ教会の彫刻も美しく、必見です。
夜になると、ラパス広場からフアレス劇場辺りにかけたレストランで食事をしている客向けに、セレナータを歌いながら歩く楽団が出没します。
自分のテーブルの前で歌ってくれた時にはチップを払いましょう。
ドンキホーテ肖像博物館(Museo Iconografico del Quijote)
ドンキホーテに関する作品が集められた博物館で、一部ピカソやダリなどの超有名作家の作品も並んでいます。
美術に興味がある方は必見です。
グアナファト大学(Universidad de Guanajuato)
1732年設立の歴史ある大学です。
見事に斜面に沿って建てられた美しい建物で、観光名所になっています。
石段に座って休憩したり、軽い食事をしたりするのもおすすめ。
イダルゴ市場(Mercado Hidalgo)
建物内にいくつものお土産屋、飲食店がひしめき合っています。
パチモンも多いですが、こんな感じの電動工芸品的なものも多く、かつ、安く販売されてます。
イダルゴ市場の内外に屋台がたくさんあるので、本場のメキシカンを堪能したい方はぜひ食べてみてください。
市場の近くで牛一頭を丸々運んでいるトラックを見かけました。
見た目は少しグロテスクですが、こんな状態で運んでいるからこそメキシカンフードは美味しいのかもしれません。
ミイラ博物館(Museo de las Momias)
中心地からは少し離れており、徒歩30分程度もしくはタクシーでアクセスします。
通称「モミアス」と呼ばれるミイラ博物館には、100体以上のミイラが陳列されています。
中には服や靴を履いたまま、髪の毛がそのまま残っているものもあります。
気味が悪いと感じるかもしれませんが、人気の観光スポットなんです。
「なぜグアナファトでミイラなのか?」「どんな内容なのか?」など詳細は【22年訪問記】メキシコ・グアナファト観光地|ミイラ博物館の料金・行き方をぜひご覧ください。
まとめ:歩くだけで楽しいグアナファト
この記事では、日本人に知られていない魅力的な街「グアナファト」の観光スポットをご紹介してきました。
街全体が世界文化遺産となっており、名もなき場所を歩くだけでも楽しい街です。
この記事で、一人でも多くの方にグアナファトの魅力を知ってもらえると嬉しいです。
メキシコ・グアナファトのおすすめレストラン&カフェ・飲食店、【必見】メキシコ|グアナファト観光時の注意点(治安・お金・言語)も併せてご覧ください。
それでは、またお会いしましょう! See ya!!