Chase Sapphire Preferredの特典・申請|アメリカ駐在おすすめカード
こんにちは、アメリカ駐在中のつきナオです。
この記事に行きついたあなたは、アメリカのクレジットカードが「とてつもなくお得」ということは聞いたことがあるでしょう。
うまく使えば、飛行機代・ホテル代が完全に無料になる旅行も実現可能です。
アメリカのクレジットカードと言っても星の数ほどありますが、今回は、アメリカ駐在員のクレジット戦略において、非常に重要、最重要と言っても過言ではないChase Sapphire Preferredをご紹介します!
- 駐在員クレジット戦略の”最重要カード”であるChase Sapphire Preferredの作り方を知りたい方
- 高級ホテルHyattにポイントを使ってお得に泊まりたい方
- クレジット大国アメリカでポイントを貯めたい方
- VISAのクレジットカードを作りたいという方
Chase Sapphire Preferredの概要・カードスペック
Chase Sapphireの概要
Chase Sapphireは全米No.1の規模を誇るChase Bankが発行するプロパークレジットカードです。
わかりやすく言うと、「貯めたポイントの用途があらかじめ限定されておらず、ホテルや航空会社(マイル)などの他社ポイントシステムへポイント移行して利用するカード」です。
中でも高級ホテルグループである、Hyattへのポイント移行がお得感があり人気です。(具体例は後ほど説明します)
とても汎用的なので、「持っておきたいカードの一枚」と言えるでしょう。
Chase Sapphireのカードスペック
- 発行会社:Chase(全米No.1銀行)
- カードブランド:VISA
- 年会費:95ドル
- 入会ボーナス:6万ポイント
- 為替手数料:なし
- 主な特典:ホテル利用時50ドルクレジット付与(Chase Travel Portal経由時)、毎年使用分の10%ポイントバックなど
Chaseポイントの還元先パートナー
Chaseのカードを使っていくと、ポイントが貯まっていきます。
還元先はどんなところがあるのか、ご紹介します。
航空会社10社(クリックで開く)
- エアーリンガス
- ブリティシュ航空
- エミレーツ航空
- エールフランス
- イベリア航空
- ジェットブルー航空
- シンガポール航空
- サウスウエスト航空
- ユナイテッド航空
- ヴァージンアトランティック航空
ホテルは、大手3社が対象です。
- IHG
- Marriot(マリオット)
- Hyatt(ハイアット)
Chaseで貯めたポイントを、上記パートナーの独自ポイントに変換して使用します。
Chaseでは対象外ですが、アメリカで最もポイント効率が良いヒルトンは、AMEXから最強カードが出ています。
Chase Sapphireをアメリカ駐在者におすすめする理由【特典】
短期間で得られるメリットが大きく、ポイント還元先も魅力的だから
ポイント還元率がお得過ぎる
より理解しやすいよう、具体例を使って説明します。
入会ボーナスを高級ホテルグループHyattで使うと仮定します。
こちらのリンク(Chase Sapphire Preferred®を申請する(紹介リンク))から入会し、最初の3か月のミニマムスペンド$4,000を達成すると、60,000ポイントが付与されます。
\絶対に持ちたい充実の1枚/
Chase Card point → Hyatt Group へのポイント移行は 1 : 1
つまり、入会ボーナスだけでWorld of Hyattで60,000ポイントを手に入れられることになります!
その価値はドル換算するといくらなのでしょうか?
宿泊先は夢の【Hyatt Zilara Cancun】(オールインクルーシブホテル) にしましょうか。
6月の金土日の日程で検索すると、通常料金785ドルかかります。
一方でポイントで同日・同内容の部屋で予約しようとすると、25,000ポイント必要です。
つまり・・・
1泊785ドル = 25,000ポイントなので
入会ボーナス60,000ポイント = 約1,884ドル(約25万円!!)の価値
年会費95ドルが1884ドル分の価値に化けるんですね
これだけでカードを持つ価値があると思いませんか?
- マリオット、ヒルトン、その他のホテルにポイント宿泊
- ユナイテッド航空やその他の航空会社のマイレージに移行(ANAは含まれない)
- ポイントでカード支払いする
Hyatt以外のホテルグループにも使えますが、Hyattが圧倒的にお得です。
\絶対に持ちたい充実の1枚/
カード保有者だけの限定旅行サイトが使える
カード保有者だけが利用できるChase Travel Portal(独自の旅行予約サイト)があります。
どのサイトよりもChase Travel Portalが1番安かったりもするので、私もよくチェックしています。
サイトには上記で紹介したパートナー以外の会社も掲載されています。
また、1ポイント=1.25セントとしてこのサイトで使用することもできます。
ホテル利用時50ドルクレジットが付与される
上記のHyattの例が衝撃的なので、かすんで見えてしまいますが、Chase Travel Portal経由でホテルを予約した場合、宿泊時に50ドル分のクレジットがもらえます。
宿泊時の食事に使えば、更に旅行がお得になりますね。
年会費の95ドルのうち50ドルはこの特典でペイされるので、実質年会費45ドルと言っても良いでしょう。
毎年使った分の10%ポイントバックされる
毎年95ドルの年会費が発生しますが、そのタイミングで前年使った金額の10%分がポイントで返ってきます。
入会ボーナスをもらった後使い続けてもメリットがなく、退会すべきカードも多々ある中、こちらは更新したくなる魅力的な特典です。
貴重なVISAカード
本カードはVISAのクレジットカードです。
VISAが発行できる機会は意外と少ないんです。
アメリカ国内のコストコはVISAでしか支払いできませんし、メキシコをはじめ海外ではVISA(もしくはMaster Card)しか使えない場所が多いので、VISAは1枚持っておきたいですね。
Chaseクレジットカードの種類・比較
今回はChase Sapphire Preferredをお勧めしていますが、他にどんなカードがあるのか気になっている人もいると思いますので、サラッと概要について触れておきます。
比較項目 | Chase Sapphire Preferred® Card | Sapphire Reserve | Chase Freedom Unlimited |
---|---|---|---|
カードデザイン | |||
年会費 | $95 | $550 | 無料! |
入会特典 | 6万ポイント 条件:3か月以内に4000ドル以上の利用 ChaseのTravelサイトで利用可能な50ドルのクレジット | 5万ポイント 条件:3か月以内に4000ドル以上の利用 | 200ドルキャッシュバック ガソリンスタンドでの利用で5%バック(初年度 6000ドル分まで) 条件:3か月以内に500ドル以上の利用 |
獲得ポイント | 5X:ChaseのTravelサイト経由でのホテル予約 2X:旅行関連での利用 3X:レストラン、オンラインスーパー、ストリーミングサービス | 5X:ChaseのTravelサイト経由でのフライトの予約 10X:ChaseのTravelサイト経由でのホテルの予約 3X:旅行関連での利用 3X:レストラン | 5%キャッシュバック:Chaseのトラベルサイト経由での予約 3%キャッシュバック:レストラン |
リンク | 公式サイト | 公式サイト |
最上級のReserveカードは年会費も550ドルとかなりお高いですが…入会特典もPreferredのほうがいいですし、Preferredで十分です。
一方で、Freedomは年会費無料で魅力的ですが、Chaseポイントではなくキャッシュバックとなります。
よって、夢のHyatt宿泊には使えません。
Chaseクレジットカードの申請審査に通るコツ
Chaseのクレジットカード審査【5/24ルール】
Chase銀行発行のクレジットカードには注意点があります!
まず…かの有名な 「Chase 5/24ルール」について。
これはChaseのHP等を見ても事細かに明示されていませんが、簡単にいうと、「24か月でカード発行は5枚まで」というルールです。(ビジネスカードは対象外)
Chase発行のカード5枚に限定された話ではなく、AMEXや他の地銀など全てが対象だということ注意です!
同時期にカードを申請した4人の例を見てみましょう
Aさんは直近2年で4枚しかカードを作っていないので、5/24ルールはクリアです。
Bさんは5枚作ってしまっているので、アウト。
Cさんのように解約して所持数を減らしても、発行数でカウントされるので5枚発行していればアウト。
一方で、ビジネスカードはカウントされないので、Dさんのようにパーソナルカードが4枚以下であれば、ビジネスカード含めて5枚以上になっていてもクリアです。
どうでしょうか?
記事の冒頭で、Chase Sapphire Preferredを最重要クレジットカードと表現したのはこの意味です。
Chaseのクレジットは魅力的なオファーを提供しています
一方で発行の条件が厳しく、クレジットカード発行戦略の中心に据えておかないと手に入れられなくなります
承認された時の条件・クレジットスコア
先程触れた5/24ルールはあくまでも最低条件で、Chaseはクレジットカード発行に対してかなり厳しいです。
ルールが明示されているわけではありませんが、実際、自分も3回発行をお断りされてしまいました…。
4度目の正直?で発行許可が下りたときの自分のステータスは、以下の通りです。
- クレジットスコア:750
- Chase Checking口座預金額: 2万ドル
- 駐在期間:7ヶ月目
- クレジットカード発行数:パーソナル4枚、ビジネス2枚
Chaseの銀行口座を持っていると審査に有利
明確にルールが公表されているわけではありませんが、カード発行に成功している他の方の情報も参考にすると、Chaseはカード以外の取引履歴含め、その関係性を重要視しています。
よって、ChaseのChecking口座は開設しておくことをお勧めします。
紹介経由で口座開設すると200ドルもらえます。
詳細は、【Chase銀行で口座開設するメリット3つ】の記事で紹介しています。
如何でしたか?
ぜひChaseカードを作って、最高峰のHyattホテルに泊まりましょう!
\絶対に持ちたい充実の1枚/
それではまたー!