【年会費は交渉可能?】アメックスマリオットビジネスカードで$50節約
こんにちは、アメリカ駐在商社マン『つきナオ』です。
今年はアメリカでトライアスロンに出場したいと思っています。(?)
- マリオットのクレジットカードを作ったけど、年会費125ドルってちょっと高くない…?
- 年会費を交渉できるって聞いたけど、ホント?自信がないな…
私は宿泊数でマリオットのチタンエリートを獲得し、カードが必ずしも必要でなくなったため、更新日直前まで、このまま解約するか交渉にチャレンジしてみるか悩んでいました。
最悪解約すればいいかと思い、交渉に挑みました
結論、私は$50のクレジットを獲得し、実質年会費 $75に抑えることに成功しました!(年会費$125 → $75)
- 「Marriott Bonvoy Business® Card」の概要
- 「Marriott Bonvoy Business® Card」 年会費交渉の仕方、内容 → $50の節約に成功!
この記事では、私が実際にAMEXと「Marriott Bonvoy Business® Card」の年会費について交渉した内容を会話形式で詳しくご紹介します。
マリオットカードだけでなく、他のカードでも通じる交渉術だと思いますので、ぜひ参考にしてください。
\マリオットのポイントを貯めるなら持ちたい1枚/
Marriott Bonvoy Business® American Express® Cardって?
主なカードスペック
そもそも「Marriott Bonvoy Business® American Express® Card」ってなに?って方もいらっしゃると思います。
マリオットはご存じの通り、ヒルトングループと双璧をなす、米系大規模ホテルチェーンです。
マリオットとヒルトン両方のホテルチェーンを100泊以上し、上級ステータスを獲得している私が徹底的に比較した記事も併せて参照ください。
項目 | 詳細 |
---|---|
発行会社 | アメリカンエクスプレス(AMEX) |
年会費 | 125ドル |
外貨手数料 | 無料 |
入会ボーナス | 7.5万ポイント (ミニマムスペンド:3ヶ月以内に5000ドル) |
ポイント還元先 | マリオット系のホテル宿泊(全世界) |
主な特典 | マリオットゴールドステータス付与 マリオット系宿泊時のボーナスポイント6倍 予約時、スタンダードレートから7%オフ |
ビジネスカードは普通の会社員でも申請できる?
経営者でもないのにビジネスカードを持てる?
アメリカのクレジットカードは、「個人:Personal」「ビジネス:Business」に大別され、今回のカードはビジネスなので、いわゆるビジネスシーンで利用されるカードということになります。
別のカードにはなりますが、デルタ航空のビジネスカードで詳細を解説しておりますのでご参照ください。
さて、これでMarriott Bonvoy Business® American Express® Cardの概要はご理解いただけたと思うので、次の見出しから交渉内容をご紹介します。
年会費交渉の具体的なやりとり / 結果
当ブログ『つきらいふ in the USA』では、ヒルトン、デルタ、Chase、マリオット、AMEXプロパーなど色んなカードを紹介しています。
好条件のクレジットカードは年会費がかかりますが、その年会費はカードのポイントなどを利用して、あっさり元は取れてしまうのは記事で紹介している通りです。
ただ「やっぱり年会費はできるだけ抑えたい」と思いますよね。そんなあなたに朗報!
年会費は交渉できる余地があります!!
さすがネゴシエーションの国、アメリカ。
そのやり方・内容について、以下で具体的に説明していきます。
年会費交渉のタイミングはいつ?
まず交渉のタイミングです。これはいつでもいいというものではないです。
(交渉をトライしているアメリカ人たちの情報によると)カードを更新するか否か、つまり年会費を払うか否かのタイミングで交渉するのが効果的なようです。
交渉しないままいつの間にか年会費がかかって手遅れになる事態を避けるため、いつが『しかるべきタイミング』なのか把握しておかなければいけません。
そんなのわからない?いえ、安心してください!以下、規約を参照ください。
年会費が請求され、当Statementがクローズされてから30日以内のキャンセルであれば、年会費は返ってくるというルールになっています。
私の場合、2021年9月19日付でカードが発行され、次年度の年会費確定は22年10月19日となっています。
規約に書かれている通り、22年10月19日から30日間は費用がPending状態になっていました。
つまり、カードが発行された日付から起算して30日間。(カード会社によって規約が異なる可能性あり)
これが年会費交渉にお勧めタイミングということになります。
どうやって交渉するの?メール?電話?
次に、肝心のどうやって交渉するかについて、です。
これは色んなパターンがありえるので、全く同じ交渉過程を経るかはわかりませんが、
という流れが一般的なようです。(現地アメリカ人にも確認しました)
ご参考まで、私が交渉開始したときのチャットボックスです。
AMEXの公式Webサイトにあるチャットボックスにて、「当カードの年会費が高いから、正直更新を迷っている」というようなニュアンスで会話を切り出しました。
いくつか簡単な質問があった後、上記スクリーンショットの通り、Retention Teamへ案内されました。
いわゆる、顧客維持チーム?とでもいえばいいのでしょうか、日本語では。
その後、指定された電話番号へ電話をかけて、年会費交渉をすることになります。
ここからが本当の年会費交渉スタートです!
年会費交渉 会話内容
何を聞かれるのか、どういう風に会話を持っていけばいいのか…よくわからないまま、恐る恐る指定された電話番号に電話をかけます。
最初は簡単なあいさつ、個人を特定するための情報、カードNo.、名前などを説明し…
さぁ、ここからが本題。
チャットボックスで話した通り、年会費がちょっと高いので、次年度は更新をやめようと思っているんです…
そうか、それは残念だ。
でも、このMarriottoのカードは継続すれば1 Free Night Awardもついてくるし、年会費なんて簡単に元をとれるんじゃないのか?
まぁそうなんですけど、それでも色々クレジットカードあるし、ヒルトンのカードもあるし、やっぱり年会費が高いかな。何か提案ありますか?
そうか、わかった。ところで、これはビジネスカードで、けっこう利用頻度高く使ってもらっているみたいだが、どういう会社を運営していて、何にこのカードを使っているんだ?
(げっ、そうだこのカード、ビジネスカードだったんだ…)
えーっと…ネットで個人通販などをしてます。
出費が多いのは、出張が多くて、色んなマリオットのホテルに泊まっているからだと思う。
そうか、なるほど。
ちなみに、お前の経営しているE-commerceで一番高い決済金額の物はなんだ?
(今度はそう来たか…)
家具類ですかね。まぁけど、このカードは出張でホテルに泊まるときに使っていますけど。
じゃあその取引するための家具はどうやって手に入れるんだ?そのほか収入があるのか?
はい、サラリーマンとしても働いているので
わかった。じゃあこれでどうだ、$50のCreditをくれてやるから、このカードを維持しないか?たくさんお金を使ってくれているみたいだし、そういった出費を応援したい。
($50か〜、ん〜悩ましい!粘りたい)
良いオファーをありがとうございます。けど、まだちょっと高く感じるなぁ
残念だが、これ以上の譲歩は難しい。どうする?
わかりました、じゃあそのオファーお受けします!
うっかりビジネスカードだったことを忘れており、けっこう焦りましたが…
繰り返しですが、ビジネスカードの詳細はデルタカードのページで詳細をご覧になってください
なんとか切り抜けることができました。
上記のやり取りだけ見ると、なんだか厳しい人なのか?と思うかもしれませんが、Customer Retention部門(既存顧客を大事にしたい部隊)の人なので、基本的には終始和やかな雰囲気で会話が進みますので、ご安心ください!
特にコツはないと思いますが「上記のような質問が来る」ということを想定しておくだけでも違うと思うので、特に英語が苦手な方はざっくりと話す内容だけでもイメージして挑まれることをお勧めします。
結果、以下の通り、$50のクレジットが付与されました。
年会費$125なので、年会費40%OFFということになりますね。
これはトライする価値ありです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語での交渉が入ってしまうので、ちょっとしんどいですが…年会費を抑えることでよりお得な気分でホテルライフをエンジョイできるので、ぜひトライ頂ければと思います!
マリオットビジネスカード 年会費交渉の手順
※タイミングはカードが更新されるタイミング(年会費が請求されるタイミング)
※カードの使い道など、聞かれるのであらかじめ心の準備をしておく
この記事があなたのカードライフのお役に立ったら幸いです。
\マリオットのポイントを貯めるなら持ちたい1枚/
それではまたどこかで!