ワシントンD.C.おすすめ観光スポット12選|モデルコース&入場チケット予約先一覧
ワシントンD.C.は見どころが多いね
無料で行けるところもたくさんあるみたい!
そうなんです!でも、中には予約しないと入れない場所もあるから気をつけて!
こんにちは、アメリカ在住のつきユカです。
ワシントンD.C.ではアメリカの首都として歴代の大統領を称える建造物や施設がたくさんあります。
また、スミソニアン協会という団体が運営している博物館・美術館は無料で公開され、観光客からも大人気です。
しかし注意したいのが入場制限。一部施設では入場チケットを事前に入手しないと見学ができません。
この記事ではワシントンD.C.の見どころを一挙にご紹介しながら、予約が必要(orおすすめ)な施設も併せてご紹介します。
- ワシントンD.C.のおすすめ観光スポット
- 予約が必要かどうか
ワシントンD.C.のおすすめ観光スポット
ワシントンモニュメント(ワシントン記念碑)
ワシントンモニュメント(Washington Monument)は初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を讃えて建設されたアメリカ合衆国大統領記念碑の1つで、ワシントンD.C.のシンボルとなっています。
アメリカ国旗にぐるっと囲まれそびえ立つ昼間の姿も素敵ですが、より存在感が際立つ夜のライトアップも見逃せません。
また、ワシントンモニュメントはワシントンD.C.で1番高い建物で、その展望台からはワシントンD.C.を360°一望できる人気スポットです。
ただし、展望台を登るには入場チケットが必要なので注意してください。
私たちは当日券をゲットするために早朝から長蛇の列に並びましたが、事前オンライン予約がおすすめです。
リンカーン記念堂
リンカーン記念堂(Lincoln Memorial)は1日を通して自由に訪問できます。
先にご紹介したワシントンモニュメントから公園内を歩いてアクセスできるので、一緒に訪問するのがおすすめです。
リンカーン記念堂の目の前にあるリフレクティングプールにワシントンモニュメントが水面に移り、とても綺麗です。(プールの横側からは映らず、リンカーン記念堂の前でないと綺麗に見えません)
夜にはワシントンモニュメントとリンカーン記念堂がライトアップされ、また違った景色が楽しめるので昼夜両方行くのがおすすめです。(夜のライトアップ時もリフレクティングプールにワシントンモニュメントが映ります)
国会議事堂
国会議事堂(United States Capitol)はアメリカの連邦議会が開催されている場所です。
国会議事堂の中は豪華な装飾がほどこされており、天井には歴史的な出来事が絵で残されていたり、ホールには米国史における偉大な出来事や人物を讃える彫像がたくさんあります。
ビジターセンターで開催される無料ツアーに参加すれば中に入ることができます。
平日の朝早い時間であれば当日予約無しでも入れますが、オンラインで事前予約することをおすすめします。
また、すぐ目の前に最高裁判所と議会図書館があります。(議会図書館に入るには入場チケットが必要)
ホワイトハウス
ホワイトハウス(The White House)はワシントンD.C.の中心部にあり、現役のアメリカ大統領が居住し、執務を行う場所です。
一般人は中を見学するには条件が厳しいですが、外から写真を撮ることは自由です。
近くにあるビジターセンターでは、ホワイトハウスの中について詳しく知ることができ、センスの良いお土産も買えるのでぜひ行ってみてください。
ナショナルギャラリー
ナショナルギャラリー(National Gallery of Art)は入場料無料の美術館ですが、そのクオリティに驚きます。
無料にも関わらず作品数は13万点以上あり、その中にはルノワール、モネ、ゴッホなど超有名画家の作品も含まれます。
館内は広いので全部見て回るのは数時間かかります。
あらかじめアプリをダウンロードしておけば、必見作品の場所を教えてくれるので、効率的に回れ、絶対に見ておかなければならない作品も取りこぼしなく見られます。
入場制限はなく、簡単な荷物検査の後は自由に出入りできます。
国立公文書館(ナショナルアーカイブ)
国立公文書館(The National Archives Museum)はアメリカの独立宣言など重要書類の写本(詳細)を見ることができます。
館内は撮影禁止なので写真付きで中の様子をご紹介することはできませんが、興味深い展示が多かったです。
中でも人種、女性の権利獲得に向けた歴史を辿る展示(詳細)がショッキングでした。
人気スポットなので事前のオンライン予約がおすすめですが、朝であれば予約無しでもスムーズに入れました。
航空宇宙博物館
航空宇宙博物館(National Air and Space)はスミソニアン協会が運営する大きな博物館で、航空機や宇宙に関するテーマがいくつかのブースに分かれて展示されています。
個人的に印象に残ったのは、各惑星の環境が映像で知れるブースとアポロ11号に関する展示です。
私たちが訪問したとき、館内の半分以上のスペースがリニューアル工事で閉鎖していたのですが、それでも全部をサッと回るのに1時間ほどかかりました。
入場は無料ですが、事前に入場チケットを予約しないと入れません。また、チケットを予約していても入場待ちの列ができるので最低20分ほど時間がかかります。
有料ですが大人気のプラネタリウムもあります。プラネタリウムも見る場合は、2,3時間程度時間を確保しておいた方が良さそうです。
また、ワシントン・ダレス国際空港の近くに別の航空宇宙博物館(ウドバーハジーセンター)があり、こちらは入場チケット不要で無料で入れます。(駐車料金15ドル)
トーマス・ジェファソン記念碑
トーマス・ジェファソン記念碑(Thomas Jefferson Memorial)はアメリカ建国の父の1人であり、アメリカ3代大統領のトーマス・ジェファソンを記念して建てられたドームです。
ドームの中には、トーマス・ジェファソンの彫像と彼の格言が刻まれています。
タイダルベイスン(Tidal Basin)という池のほとりにあり、散歩をするのも気持ち良いです。
池側に来ると少々歩くことにはなりますが、記念碑のすぐ横よりは駐車場が見つけやすいです。(ただ、そもそも車で来るのはおすすめしません)
ベルトラでは午前中のうちに国会議事堂やトーマス・ジェファソン記念碑など、少し離れた場所にある見どころを数カ所回るバスツアーを開催しています。
ワシントンDCの見どころを網羅!半日観光ツアー<午前/日本語ガイド>徒歩では時間がかかる場所にサクッと行けて、午後からじっくり美術館や博物館を見て回るというプランが簡単に出来上がります。
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アーリントン墓地
アーリントン墓地(Arlington National Cemetery)は戦没者が埋葬されている国立の墓地で、ケネディ大統領も埋葬されています。
アーリントン墓地に入るには、写真付きのIDが必要です。(パスポートやアメリカ発行の運転免許)
お墓なんて…と思う方も多いかもしれませんが、白いお墓が並ぶ光景は圧巻なのでぜひ行ってみてください。
名前の分からなかった無名戦士の墓(Tomb of the Unknown Soldier)は特別に訓練された衛兵によって警備されているのですが、その衛兵の交代式が見ものです。ぜひ時間を合わせて行ってみてください。
ちなみに、23年1月に岸田総理が訪問したのもこの場所です。(記事)
アーリントン墓地はワシントンD.C.から橋を渡った場所にありますが、正確にはバージニア州です。
すぐ隣の敷地に硫黄島メモリアル(US Marine Corps War Memorial)があるので一緒に行ってみてください。(無料駐車場有)
国立自然史博物館
国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)もスミソニアン協会によって運営されている博物館です。
『地球が誕生してから46億年間の自然』をテーマに作られた博物館で、哺乳類、魚類、人間、宝石などいくつかの大きなブースに分かれています。
入ってすぐ見える大きなアフリカゾウの模型や、恐竜の化石などは多くの子供たちを興奮させていました。
また、展示会場にラボがあり、研究員さんが化石を掘り出している様子も実際に見ることができます。
大人は宝石ブースに興味があるようで、1番混雑していました。
他の博物館と比較すると子供向けで、お子さんは大喜びするスポットだと思います。
入場制限もしておらず、閉館まで1時間を切っていても多くの人が入って来る大人気のスポットですが、午前中であれば比較的余裕を持って見学できます。
時計台(Waldorf Astoria)
ワシントンD.C.のダウンタウンでも特に目立つこの建物は、もともと郵便局として使われており、国家歴史登録財として登録されています。
現在はヒルトン系最高級ホテルのWaldorf Astoriaとなっていますが、ホテルの裏側の入り口から入ると時計台に登ることができます。
ワシントンモニュメントほど高くはないので見える景色は劣りますが、ワシントンD.C.を見渡せます。
あまり知られていないのか、空いている穴場スポットです。
バシリカ
バシリカ(the Basilica of the National Shrine of the Immaculate Conception)はワシントンD.C.の中心地からは少し離れているので車で移動する必要があります。私たちは旅行の帰り道で寄りました。
ロマネスク様式のカラフルでかわいい装飾が施されたドームと中の豪華なステンドグラスが見どころの教会です。
私たちはあまり時間がなかったので、自分たちでサッと回るだけにしましたが、時間がある場合は無料のツアーに参加するのも良いです。
ワシントンD.C.を観光するコツ
これまでワシントンD.C.の見どころをご紹介して来ました。
効率良く回るためのコツを2つご紹介します。
- 早めの予約を心がける
- 車の利用は避ける
早めの予約を心がける
この記事でご紹介したスポットの中でも、予約しないと入れない(入場チケットがないと入れない)という場所が多々ありました。
せっかくワシントンD.C.に行ったのに中に入れなかったという残念なことにならないよう、予約が必要/推奨されている場所は確実に予約していきましょう。
どこもオンラインで事前予約するのが1番簡単なので、旅程が決まったらすぐに行動するのがおすすめです。
車の利用は避ける
ワシントンD.C.周辺は、道路が複雑で狭い上に交通量が多いので、車を使った観光は避けた方がいいです。
この記事でご紹介した観光スポットでも、アーリントン墓地とバシリカ以外は駐車場がなく、車での来場を勧めていません。
路上で縦列駐車するスペース(有料)もありますが、競争率がかなり激しく、駐車時間制限があるところばかりでした。(2または3時間の場所が多かったです)
私たちはSpotheroで予約した格安の地下立体駐車場に停めてからシェアバイクを利用しましたが、駐車場はどこも狭く、そもそも交通機関を利用すればよかったと思いました。
シェアバイクに乗り換えてからはかなり快適でした。小さいお子さんがいない方にはおすすめです。
ツアーを利用して、バスで効率的に回るのもアリです。
ベルトラでは午前中のうちに国会議事堂やトーマス・ジェファソン記念碑など、少し離れた場所にある見どころを数カ所回るバスツアーを開催しています。
徒歩では時間がかかる場所にサクッと行けて、午後からじっくり美術館や博物館を見て回るというプランが簡単に出来上がります。
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まとめ:コツを押さえてワシントンD.C.観光を楽しもう
この記事ではワシントンD.C.に行くなら絶対に行っておきたいおすすめ観光スポットと観光のコツをご紹介しました。
ワシントンD.C.は見どころが満載ですが、予約をしないといけない場所も多いのでうまく予定を組んでください。
最後にもう一度、観光スポットと予約サイトをまとめておきます。
それでは、またお会いしましょう!See ya!!