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【完全版】アメリカでクレジットカードを作る方法|クレヒス・クレジットスコア

アメリカでクレジットカードを作る方法|クレジットヒストリークレジットスコアとは

こんにちは、アメリカミシガン州で駐在妻をしているつきユカです。

こんな疑問、ありませんか?
  • アメリカのクレジットカードが欲しい!どうやったら作れる?
  • 無収入の専業主婦もクレジットカードは作れるの?必要なの?

そんなあなたのために、この記事では以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • アメリカのクレジットカード事情
  • アメリカ発行のクレジットカードを発行するメリット・必要性
  • 「効率良く」クレジットカードを発行するステップと基礎知識

私たち夫婦はアメリカ駐在1年目の時から複数のクレジットカードを持ち、カード特典を利用して様々な場所に格安で旅行してきました。

この記事を読めば、アメリカに来たばかりの人でも最短でお得なクレジットライフが送れるようになりますよ。

YouTubeでも詳しく解説しています

ジャンプできる目次

アメリカのキャッシュレス事情【クレジットカードが中心】

「アメリカはクレジットカード社会」だと聞いたことがある人も多いと思います。実際生活していても感じます。

アメリカの主な支払い方法
  • クレジットカード
  • 銀行口座引き落とし(家賃、公共料金など)
  • PayPal(オンライン決済)
  • Apple Pay

日本のようにQRコード決済ができるキャッシュレスアプリ(PayPay、LINE Payなど)はアメリカでは見かけず、ほとんどの人がクレジットカード決済をしています。

アメリカは日本ほど治安が良くないので、現金をたくさん持ち歩くよりクレジットカードを使うことをおすすめします。

アメリカでクレジットカードを作る必要性とメリット

一般的にクレジットカードを作るメリットとして

  • 現金を持ち歩かなくてよい
  • 盗難にあってもすぐに止められる

が挙げられますが、ここでは加えて『外国人としてアメリカで』クレジットカードを作る必要性とメリットをお伝えします。

個人として信用される

アメリカ生活をする上で、大きな買い物をしなければならない場面があります。

  • 分割払いをするとき
  • 賃貸契約をするとき
  • 車のローンを組むとき
  • 住宅を購入するとき

にはクレジットヒストリーから算出されるクレジットスコアを見て可否を判断されたり、金利を決められたりします。

クレジットスコアが低いと金利を高く設定され、同じものを購入したとしても結果的に支払い金額が高くなってしまいます。

クレジットヒストリーとは?

個人情報や家賃・ローン・クレジットカードの契約や支払い状況などの『信用情報』(略して「クレヒス」
=「その人に支払い能力があるか」を確認するもの
※個人のSSNに紐づいて管理されている

クレジットスコアはクレジットカードを正しく運用していく過程で貯まっていきます。

逆に言うと、クレジットカードを持っていない場合はスコアを稼ぎにくい(稼ぐ機会が少ない)ため、常に不利な金利で取引しなければならなくなります。

効率良くクレジットスコアを上げる方法は記事後半で説明しています
該当箇所へジャンプ

クレジットカードの特典を利用できる

アメリカのクレジットカードを作る最も大きなメリットは、カード特典を利用できる点です。

知っているかどうかであなたのアメリカ生活は大きく変わります。

得られる特典は日本のクレジットカードとは比べものにならないほど大きいです。

誰でも「マイル・ポイントだけで無料/格安で旅行する」ことができたり、普段の買い物もカードを持たない人よりもお得になることがあります。

アメリカのクレジットカードはめちゃくちゃお得!

  • ホテルのポイントを使って無料宿泊
  • マイルで飛行機に乗る(ファーストクラスも乗れる)
  • 普段の買い物でキャッシュバック

我が家は駐在期間中にアメリカ国内やカンクン、カナダへも旅行に行っていますが、費用のほとんどをカード特典でまかなえています。

例えば以下のホテルは、普通に泊まると1泊500ドル以上する高級ホテルですが、無料で宿泊しました。

つきユカ

日本発行のカードではなかなかできない体験です

お得なアメリカ生活を送るのは、クレジットカードが全てではありません。

【22年おすすめ|まとめ】アメリカのポイ活・キャッシュバックサイト・アプリではお得なアプリをご紹介しています。

アメリカのクレジットカードを作る必要性とメリットが理解できたところで、次に作り方と必要なものをご紹介します。

アメリカのクレジットカードを作る方法・必要なもの

目次下アイキャッチ

アメリカでは誰でもクレジットカードを作れるわけではありませんので、今からの説明をじっくり読んでください。

クレジットカードを作るために必要なもの
  1. SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)
  2. 銀行口座
  3. クレジットヒストリー、クレジットスコア

SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)

SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)=社会保障番号とは、日本のマイナンバーのようなもので、アメリカで働く人は全員申請しなければいけないものです。(申請・発行は無料)

Eビザ/Lビザを持つ駐在員本人の他、配偶者ビザや就労ビザを持つ人は作れます。ただし、労働権がない学生に対しては発行されません。

就労ビザの配偶者ビザを持つことと労働権を持つことは別物ですが、労働権を持っていなくても就労ビザの配偶者ビザを持っていればSSNを申請できます

SSNを持っているとクレジットカードだけでなく、運転免許の取得や銀行口座の開設時にもあると申請が楽になるので、働く予定がなくても権利がある場合は申請しておくことを強くおすすめします

SSNはアメリカ入国から2週間経つ頃から申請できるようになり、取得まで数週間〜数ヶ月かかるので早めに行動しましょう。

つきユカ

SSN申請を早くすると、お得なクレジットカードも早く手に入れられます

詳細はアメリカ駐在員・配偶者|SSN(ソーシャルセキュリティー)予約・申請・届かない時で紹介しています。

銀行口座

クレジットカードを持つには、アメリカの銀行口座が必要です。

銀行によって口座開設の難易度は異なりますので、最初はお勤めの会社から勧められた銀行で良いと思いますが、最終的にはアメリカの最大手Chase銀行の口座を開設しましょう。

最大手ということで安心感もありますし、クレジットカードの審査が有利になります。

具体的にいうと、Chase銀行発行のカードは特典が魅力的ですが審査が厳しいことでも有名です。しかし、Chase銀行の口座を持っていると多少優遇されるというウワサがあります。(Chaseは公式に明言していません)

詳細はChase銀行で口座開設するメリット3つ|アメリカ駐在者におすすめで説明しています。

また、収入のない専業主婦(夫)の方は口座開設が難しい場合があります。(Chase銀行もそうです)

クレジットカード申請においては、銀行口座が本人名義である必要はありませんので安心してください。

ただ、簡単に作れる共同名義口座(ジョイントアカウント)は作っておくと、居住証明にも使えるので便利です。

クレジットヒストリー、クレジットスコア

クレジットスコアとは、個人情報や家賃・ローン・クレジットカードの契約や支払い状況などの『信用情報』=クレジットヒストリーを点数化したものでしたね。

その人の支払い能力を測る指標だったね
クレジットカードを持つ必要性の説明に戻る

クレジットスコアは300〜850点でつけられ、クレジットカードを正しく運用していくことで加算されていきます。

クレジットスコア算出の主な判断材料
  • 支払い遅延
  • カード上限に対する使用割合
  • 全てのカードの平均保有期間
  • クレジットカードの申請頻度

当ブログでも魅力的なクレジットカードをご紹介していますが、クレジットスコアが720点ほどでないと審査が通らないようなものがほとんどです。

クレジットスコアがないとクレジットカードが申請できないなら、どうやって1枚目のカードをゲットするの?

つきユカ

『クレヒスを今から構築する人』のためのカードを申請して、クレジットスコアを上げていきます

魅力的なカードを作るための第一目標は、クレジットヒストリーを構築してクレジットスコアを720点以上にすること。

次の項目では、クレジットスコアを最短で上げる方法を説明します。

クレジットスコアを最短で上げる方法【クレヒスなしでも大丈夫】

見出し下アイキャッチ

クレジットヒストリー(クレヒス)を構築する方法

クレヒスの大切さがわかったところで、クレジットヒストリーの構築ステップを説明します。

  1. SSNを申請する
  2. クレヒスがなくてもOKな、クレジットカード/セキュアドカードを作る
  3. カード上限額の30%以下まで利用する
  4. 支払い期限までに支払いを行う
  5. 3&4を数ヶ月繰り返す
つきユカ

時間はかかりますが、シンプルです

STEP
SSNを申請する

アメリカ入国から2週間経つと(正確にはI-94の入国記録がついた後)申請できます。

取得には数週間〜数ヶ月かかるので、なるべく早く行動します。(SSN申請方法

STEP
クレヒスがなくてもOKな、クレジットカード/セキュアドカードを作る【人によっておすすめが異なります】

クレヒスがなくても申請可能なカードを申請します。

代表的なカードはJAL USAやANA USAがありますが、人によっておすすめのカードは異なります。

次の項目で詳しくお伝えします。

STEP
カード上限額の30%以下まで利用する

STEP2で発行したカードには、使用上限金額が設定されています。

クレジットスコアを最速で上げるには、上限金額の30%以上は使わないように気をつけましょう。

クレジットカードの使い過ぎはクレヒスに悪影響を及ぼします

私の場合、毎月10%も使っていませんでしたが、4ヶ月でクレジットスコア720点になりました。

(※少額に抑えたからといってクレヒスに良い影響を与えるわけではありません)

STEP
支払い期限までに支払いを行う

期限に遅れると、「財務状況が悪く支払えなかった」と見なされ、クレジットスコアが下がります

クレジットスコアの観点ではミニマムペイメント(Minimum Payment)のみを払えば良いですが、放置しておくと利息が発生するので、全額払ってしまう方が良いです。

忘れそうな方は、自動支払い(Auto Payment)を設定しておきましょう。

私は自動で全額支払うように設定しています。

STEP
STEP3&4を数ヶ月繰り返す

「お金を使いすぎず、期限通りにちゃんと支払った」という実績を数回残して信用を勝ち得る必要があります。

よって、3「カード上限額の30%以下まで利用する」と4「期限までに支払う」を数ヶ月繰り返します。

数回繰り返すうちにクレヒスが構築されていき、スコアが付き始めます。

クレジットスコアはCredit Karmaで無料で確認できます。(最初は記録がありませんが、私の場合、4ヶ月目でスコアが付きました。

クレジットヒストリーがなくても申請できるカード

人によっておすすめカードが異なります。

  • 駐在本人JAL USA CardもしくはANA USA Card
  • 配偶者Discover it Chromeもしくはセキュアドカード

駐在員本人(すぐにアメリカ発行のカードが必要な人)

渡米後すぐに住居の賃貸契約をしたり、車を購入したりと大きな買い物が必要な駐在員本人は、SSNがなくても発行できるカードを作りましょう。

JAL USA CardもしくはANA USA Cardを作る人が多く、どちらも日本にいる間に受け取れます。(日本出国の90日前から申請可能)

このカードは『クレヒスなし&SSNなし』という圧倒的不利な状態でも申請できるありがたいカードですが、特典はかなり低いので、クレジットスコアが上がって2年目の年会費が発生するタイミングでは解約すべきカードだということを頭に入れておきましょう

2種類のうちお好きな航空会社を選べば良いですが、どちらでも良いと思う人はANAがおすすめです。

クレヒス構築後に申し込める在米日本人に大人気のアメックスゴールドカードは、ANAマイルを効率的に貯めることができますが、JALマイルは貯められないからです。

配偶者(家族にアメリカ発行のクレジットカードを持つ人がいる人)

駐在員本人の渡米から数ヶ月遅れてアメリカに行くという人は、SSNが発行されるまでは駐在員本人のカードもしくは銀行が発行するデビットカードを使えば問題ありません

いくつか候補がありますが、私がおすすめするのはDiscover it Chromeです。

年会費無料でかつキャッシュバックボーナスがあるカードでSSNがあれば作れます

詳細はアメリカ駐妻のクレジットカード|クレヒス無しOKのDiscoverで紹介しています。

審査があるので100%通るわけではないことに注意してください。

落ちてしまった場合は、さらに審査が緩いセキュアドカード(Discoverにもあります)でもクレヒスが構築できます。

Secondary会員になるという方法もある

配偶者向けにDiscover it Chromeをおすすめしましたが、駐在員のANA USAやJAL USAのSecondary会員になるという方法もあります。

SSN取得後に問い合わせフォームから簡単に申請できますが、当記事でSecondary会員を推奨していないのには理由があります。

当然ながらSecondary会員は本会員が退会すると継続できません。

先述の通り、JAL USAとANA USAはお得感がなく2年目の年会費が発生するタイミングで解約すべきカードです。

しかし、退会したいタイミングにSecondary会員カードでクレヒス構築中の配偶者がいると退会できなくなります。

そのため当記事では、配偶者が最初から別のカードを作ること(Discover it Chrome)を推奨しています。

家族カードではクレジットヒストリーは構築されない

Secondary会員とよく似ていているものに『家族カード』があり、オンラインで簡単に申請できます。

しかし、家族カードだけは決して使ってはいけません。

もちろんカードを使用することで規定のマイルは貯まりますが、配偶者本人のクレヒスは全く構築されませんし、かといって駐在員本人にもメリットはありません。

万が一家族カードを使っているのであれば、すぐにやめましょう。

まとめ

目次下アイキャッチ

この記事では、アメリカでクレジットカードを作る方法を説明しました。

説明したステップの3〜5は、最初だけでなくアメリカのクレジットカード戦略を優位に進めていくにあたりずっと必要ですので覚えておきましょう。

クレヒス構築に必要なステップ

STEP
クレヒスがなくてもOKな、クレジットカード/セキュアドカードを作る

駐在員本人はJAL USA CardもしくはANA USA Card、配偶者はDiscover it Chrome

※家族カードではクレヒス構築できないので注意

STEP
カード上限額の30%以下まで利用する
STEP
支払い期限までに支払いを行う
STEP
3&4を数ヶ月繰り返す

無事、クレヒスが構築され、クレジットスコアが720程度になった人はいよいよアメリカのクレジットカードを申請できます。

あらかじめ、どんなカードがご自身に合うか確認しておいてくださいね。

この記事を動画で詳しく!

それではまたお会いしましょう! See ya!!

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